講談社漫画賞に「進撃の巨人」、「宇宙兄弟」など5作品 | アニメ!アニメ!

講談社漫画賞に「進撃の巨人」、「宇宙兄弟」など5作品

講談社は第35回講談社漫画賞の受賞作家・作品を5月12日に発表した。講談社漫画賞は、マンガの優れた才能を顕彰するべく

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 講談社は第35回講談社漫画賞の受賞作家・作品を5月12日に発表した。講談社漫画賞は、マンガの優れた才能を顕彰するべく同社が主催している。
 毎年、選考委員会により、部門ごとに作家と作品が選ばれる。現在は、児童部門、少年部門、少女部門、一般部門の4部門から構成されている。今年も4部門5作品が決定した。

 児童部門は、松本ひで吉さんの『ほんとにあった! 霊媒先生』となった。2008年から「月刊少年ライバル」(講談社)に連載を開始、子供向けのホラーマンガとして人気を集めている。
 少年部門の諫山創さん『進撃の巨人』は、2010年から今年にかけての話題作、謎の巨人に攻撃される人類たちというSF的な世界を描く。その印象深い世界観が見どころだ。
 少女部門、末次由紀さん『ちはやふる』は、競技カルタを舞台にした青春ストーリーである。2009年にはマンガ大賞も受賞している。児童部門、少年部門、少女部門とも連載から2、3年の比較的新しい作品が選ばれた。

 一般部門は2作品だった。小山宙哉さんの『宇宙兄弟』と羽海野チカさんの『3月のライオン』である。『宇宙兄弟』は2012年春に実写化映画が劇場公開されることが話題を呼んでいる。
 将棋をテーマにした『3月のライオン』は、2011年のマンガ大賞の受賞作でもある。講談社の刊行する雑誌での連載作品が多く占める講談社漫画賞のなかで、白泉社「ヤングアニマル」連載の本作が選ばれた。
 各賞の贈呈式は、7月5日に東京・帝国ホテルにて行われる予定だ。

第35回講談社漫画賞
/http://www.kodansha.co.jp/award/manga.html

[児童部門]
松本ひで吉
『ほんとにあった! 霊媒先生』 (月刊少年ライバル(講談社刊))

[少年部門]
諫山 創
『進撃の巨人』 (別冊少年マガジン(講談社刊))

[少女部門]
末次由紀
『ちはやふる』  (BE・LOVE(講談社刊))

[一般部門]
小山宙哉
『宇宙兄弟』 (モーニング(講談社刊))
羽海野チカ
『3月のライオン』 (ヤングアニマル(白泉社刊))

*()内は掲載誌
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