オリコン週間“本”ランキングで「進撃の巨人」大躍進 | アニメ!アニメ!

オリコン週間“本”ランキングで「進撃の巨人」大躍進

12月16日に発表された12月20日付のオリコン週間“本”ランキングで、諌山創さんによる『進撃の巨人』(講談社)が大躍進をしている。

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 12月16日に発表された12月20日付のオリコン週間“本”ランキングで、諌山創さんによる『進撃の巨人』(講談社)が大躍進をしている。12月9日に発売された第3巻の発売初週の売上が18万6000部に達し、コミック部門の首位に立った。これはBOOK(総合)部門1位のおよそ7万部を大きく超える。
 また、今年7月に発売された同作第2巻の初週売上2万8000部の7.54倍(654%増)、初週ランキング27位を大幅に上回った。こうした突然の順位上昇についてオリコンは、宝島社の発刊する『マンガがすごい! 2011』のオトコ編で1位を獲得したためとしている。マンガファン注目のランキングでの1位が、読者の注目を呼び、それが口コミで広がり人気を押し上げたようだ。

 『進撃の巨人』は諫山創さんのデビュー作で、昨年秋から「別冊少年マガジン」(講談社)で連載を開始したばかり。巨人類が支配する世界で巨人の餌となった人間は、巨大な壁を作り巨人の侵入を阻み対抗しているというSFマンガである。絶望的な状況に陥った主人公たちの戦いを描く。
 連載開始と同時に大きな話題を呼んだ作品だが、有力メディアに相次いで取り上げられたことから注目が高まっていた。『マンガがすごい! 2011』のランキングがこれに火をつけた。第3巻発売前日の12月8日には、「週刊少年マガジン」2・3 合併号で、18ページの読み切りが掲載されるなどのプロモーションも力を発揮した。
 オリコンランキングでは、既刊も順位を大きく上げている。1巻は前週90位から13位(週間売上5万部)に、2巻は前週94位から15位(週間売上4万7000部)と一気にベスト20に喰いこんだ。

 また、コミック部門2位は、先週1位だった『BLEACH-ブリーチ- 48』が引き続き人気を集めてランクインした。
 さらに大きな話題とともに発売された新作ゲームソフト『モンスターハンターポータブル 3RD PSP版』の攻略本Vジャンプ編集部『モンスターハンターポータブル3rd PSP版スタートダッシュブック』(集英社)が週間売上7万450部でゲーム攻略部門、そしてBOOK(総合)部門でも首位にたった。ソフトの人気の高さと、ゲーム攻略本の強さを見せつけたかたちだ。

オリコン /http://www.oricon.co.jp/

  
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