手塚プロが遂にコミケ参戦 「osamu moet moso」で出展 | アニメ!アニメ!

手塚プロが遂にコミケ参戦 「osamu moet moso」で出展

手塚プロダクションが、2010年12月29日から31日まで開催されるコミックマーケット79に初参加する。2010年9月よりスタートしたプロジェクト 「osamu moet moso」

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 マンガやキャラクターの著作権管理、アニメ製作などを行なう手塚プロダクションが、2010年12月29日から31日まで開催されるコミックマーケット79に初参加する。2010年9月よりスタートしたプロジェクト 「osamu moet moso」のコンセプトブックを発売する。
 手塚プロダクションは1960年代終わりに設立され、以降40年以上もの間、マンガ家手塚治虫さんの作品・キャラクターの管理を初め、アニメ、マンガ、イベントなど多様な事業を行なってきた。しかし、これまでマンガ・アニメファンも多数集まるコミックマーケット(コミケ)に参加したことはなかった。今回は同社初のコミケ参加になる。
 手塚治虫さんは現在の日本のストーリーマンガに多大な影響を与え、マンガの神様と呼ばれる。日本のマンガ界に与えた影響の大きさは誰もが認めるところだ。その手塚治虫さんを代表する手塚プロダクションのコミケ参戦は、時代の流れを感じさせるものだ。

 2010年になってのコミケ参加は、今回販売される「osamu moet moso」のコンセプトブックに理由がある。「osamu moet moso」は、手塚作品・キャラクターと現在のクリエイターのコラボレーションによって生まれた作品をまとめたものである。いわば公式の二次創作といえる。
 コミケは二次創作も含めた新たな創作作品の発表の場として広く知られている。「osamu moet moso」とコミケの親和性の高さに目をつけたものだろう。近年、手塚プロダクションは、映画やデジタルメディア、インターネットなど新しい分野に積極的に取り組んでいる。そうした流れの一環とも言える。日本で最も古く、オーソドックスなマンガ・アニメの代表のひとつとも見られることの多い手塚プロダクションの最新の動きが注目される。

 当日発売される【osamu moet moso CONCEPTBOOK 1.0】には、これまで発表されたいとうのいぢ さん、POPさん、高田明美さん、美樹本晴彦さん、村田蓮爾さん、吉崎観音さんなど多数の作家の作品を収録する。さらに今回のコンセプトブックから参加するクリエイターも迎える。
 限定3000冊で価格は2000円、手塚プロの目指した「手塚治虫アキバ化」計画が凝縮される。このほかクリアファイルやポストカードなどの販売を予定する。

「osamu moet moso」
/http://tezukaosamu.net/jp/news/i_255.html

2010年12月29日(水)~31日(金)
コミックマーケット79 
東京ビックサイト西4ホール ブースNO.335


【osamu moet moso CONCEPTBOOK 1.0】
価格  2000円(税込)
限定  3000冊    
総ページ  70ページ程度を予定
ページ構成  カラー 30ページ 一色  40ページ
※ 先着購入者特典 リボンの騎士(いとうのいぢイラスト)プリントクッキー
(限定数先着2000名。2種のうち、いずれか1枚。種類は選べません。)

【クリアファイルセット (12枚セット)】  
4000円(税込) C79特別価格

【ポストカードセット (17枚セット)】  
2000円(税込) C79特別価格

「osamu moet moso C79限定セット」 
 A 10000円(税込) / B 5000円(税込)
《animeanime》
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