マンガ大賞2011開催決定 4回目の大賞選考に向けてスタート | アニメ!アニメ!

マンガ大賞2011開催決定 4回目の大賞選考に向けてスタート

マンガ好きたちがいま最も薦めたいマンガを選ぶマンガ大賞、その季節がまた近づいてきた。マンガ大賞2011の開催が、この程明らかにされた。

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 マンガ好きたちがいま最も薦めたいマンガを選ぶマンガ大賞、その季節がまた近づいてきた。マンガ大賞2011の開催が、この程明らかにされた。これまでと同様の熱い選考が始まる。
 主催者のマンガ大賞実行委員会によれば、1月1日に選考委員による一次選考がスタートする。1月17日には今回のノミネート10作品を発表し、さらに二次選考に進む。二次選考により決定した大賞作品は3月下旬の授賞式にて発表される。

 マンガ大賞のスタートは2008年、今回で4回目と歴史は浅い。しかし、開催第1回から第3回までで、その注目度はウナギ登りとなっている。その理由は、各界のマンガ好きが選ぶ賞というコンセプトに負うところが大きい。これまでのマンガ賞に多かった出版社や評論家、マンガ家は選考委員とはせず、既存の賞とは異なる視点を導入する。
 また、選考対象作品を、前年の1月1日から12月31日までに単行本が発売された最大8巻までの作品に限定する。このためまだ評価の定まっていない、比較的新しい作品がノミメートされ易くなっている。まさにマンガ好きのためのガイドとなる賞だ。

 実際にマンガ大賞2010受賞作となったヤマザキマリさんの『テルマエ・ロマエ』は、受賞後は初版が50%以上伸びたという。また、第1回受賞作の石塚真一さんの『岳』は、その後、小学館漫画賞も受賞、2011年には小栗旬さん主演で劇場映画化される注目作になっている。幸先のいい賞、時代を先取りする賞とも言えそうだ。
 大賞は勿論、ノミネート10作品にも注目したい。マンガ大賞2011が早くも楽しみだ。

マンガ大賞2011 /http://www.mangataisho.com/

mangataisho2011.JPG
《animeanime》
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