世界的に人気の高いスタジオジブリのアニメ映画が、10月28日から始まったローマ国際映画祭(Festival Internazionale del Film di Roma)でまとめて上映される。ローマ国際映画祭はフォーカスと題した特集企画で日本をテーマに選び、その一環だ。 フォーカスは上映や展覧会、イベントなどで構成される。このなかで上映企画の中核として選ばれたのがジブリ特集(Retrospettiva Studio Ghibli)である。特集では『紅の豚』、『もののけ姫』、『耳をすませば』、『平成狸合戦ぽんぽこ』、『魔女の宅急便』、『おもひでぽろぽろ』、『大塚康生の動かす喜び』、『風の谷のナウシカ』など、また公式上映で国内では7月に公開された『借りぐらしのアリエティ』を取り上げる。また、黒澤明監督の作品なども上映される。さらに追悼特集では8月に逝去した今 敏監督の『PEFECT BLUE』を上映する。