バンダイV 新作OVA4作品 全国5都市でイベント上映 | アニメ!アニメ!

バンダイV 新作OVA4作品 全国5都市でイベント上映

バンダイビジュアルは、今冬以降発売するOVA 4作品を全国5都市で劇場上映するイベント「ANIME FES.”VS” Presented by BANDAI VISUAL」の開催を明らかにした。東京・新宿バルト9、

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 バンダイビジュアルは、今冬以降発売するOVA 4作品を全国5都市で劇場上映するイベント「ANIME FES.”VS” Presented by BANDAI VISUAL」の開催を明らかにした。東京・新宿バルト9、横浜ブルク7、大阪・梅田ブルク7、T・ジョイ京都、名古屋・伏見ミリオン座の5館を利用して、発売前のOVA作品を一足早くファンに披露する。
 上映作品は、ゲームからテレビアニメ、劇場など様々な展開を遂げる「.hack」シリーズ最新作『.hack//Quantum』、迫力のロボットアニメ『マジンカイザーSKL』、このほど製作が明らかになった『コイセント』である。さらにこれに現在はタイトルが明らかにされてない4作品目が加わる。

 イベント上映はバトル1、バトル2、バトル3の3回に分けて行われる。11月27日のバトル1は『.hack//Quantum』第1話、『マジンカイザーSKL』第1話、『コイセント』の3作品、12月25日のバトル2は『.hack//Quantum』第2話、『マジンカイザーSKL』第2話、そして2011年1月11日のバトル3は『.hack//Quantum』第3話、『マジンカイザーSKL』第3話とタイトルが明かされない新作とする。
 イベントはバトル1とバトル3が大人税込み1800円(前売1500円)、バトル2は同1200円(前売1000円)、バトル1は8月8日より上映劇場窓口とプレイガイドで発売を開始した。最新のアニメを劇場のスクリーンで鑑賞できるイベントとして人気を集めそうだ。

 『.hack//Quantum』は人気ゲームアニメ化の最新作、「.hack」3rdシーズンを構成する全3話のストーリーとなる。斬刀士トービアス、撃剣士メアリ、双剣士サクヤの3人の少女で組まれたパーティが攻略不可能と言われる「ザワン・シン討伐」に挑む。監督は橘正紀さん、アニメ制作にキネマシトラスと『東京マグニチュード 8.0』のチームが人気作品に挑む。花澤香菜さん、沢城みゆきさん、藤村歩さん、小倉唯さんとキャストには人気声優も並ぶ。
 『マジンカイザーSKL』は、永井豪/ダイナミック企画原作のロボットアニメ。永井作品らしい派手なロボットアクションが見どころになりそうだ。
 また、『コイセント』は長編OVAシリーズとして話題を呼んだ『FREEDOM』の制作チームがSFラブコメディに挑んだ。監督・脚本は『FREEDOM』、『カクレンボ』の森田修平さん、2710年の奈良を舞台に展開する。

 バンダイビジュアルが新作OVAをまず劇場でイベント上映するのは、この春やはり全国5都市で行われた『機動戦士ガンダムUC』のイベントに続くものだ。『ガンダムUC』ではイベント上映を中心にした各プロモーションが相乗効果を発揮し、その後のBD・DVDの好調なセールスにつながった。
 今回はその経験を活かすことになる。リリース時に知名度不足になりがちなOVA作品を、イベントを通じて宣伝する。昨今盛り上げりを見せるアニメイベントと映像パッケージの販売を結びつけるバンダイビジュアルの新しい戦略と言えるだろう。

「ANIME FES.”VS” Presented by BANDAI VISUAL」
/http://www.animefes-vs.jp/
《animeanime》
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