有力アニメチャンネル連携 アニマックスにニコロデオン枠登場 | アニメ!アニメ!

有力アニメチャンネル連携 アニマックスにニコロデオン枠登場

国内最大手のアニメ専門チャンネル アニマックスが、別の世界的な子ども向けチャンネルと手を組む。アニマックスは2010年9月より、月曜日から金曜日、そして日曜日にニコロデオンの

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 国内最大手のアニメ専門チャンネル アニマックスが、別の世界的な子ども向けチャンネルと手を組む。アニマックスは2010年9月より、月曜日から金曜日、そして日曜日にニコロデオンの人気番組を放送する放映ブロック「Nick Time」を設ける。
 この放映枠では世界的に人気の高い『スポンジ・ボブ』をプログラムする。月曜日から金曜日までは朝 8時から8時半までと14時半から15時までのリピート放送の1日2回、合計1時間、日曜日は朝7時から7時半である。

 ニコロデオンは世界170カ国以上に展開する世界最大のネットワークを持つ子供チャンネルとして知られている。しかし、日本では2009年9月のニコロデオン放映サービス終了以後は、独自のチャンネルを持っていない。このため海外では高い人気を持つにも関わらず、日本での人気キャラクター展開は力強さが欠けていた。
 『スポンジ・ボブ』は、同じMTVグループの音楽専門チャンネルMTVで現在は放映されている。しかし、ターゲット層の大きく異なるためその力は弱い。ニコロデオンはアジアやヨーロッパなどで、アニマックスとビジネスのライバル関係にある。しかし、今回は自社の弱点を、ライバル企業との提携で乗り越える新しいビジネスを目指す。

 また、アニマックスの試聴世帯が837万と子どもチャンネルとして国内最大であることも、ニコロデオンがアニマックスを事業パートナーに選んだ理由とみられる。人気チャンネルを通じて、作品とキャラクターの知名度と人気に結びつける。また、アニマックスの視聴者は、『スポンジ・ボブ』のターゲット層であるファミリー・キッズとアニマックスの視聴世帯と重なる。これもニコロデオンにとっては魅力だ。
 ニコロデオンを運営するMTVによれば、両社の協力はテレビ放送だけでなく、今後はグッズ展開や関連ビジネスでも行う。有力プレイヤーの連携が大きな関心を呼ぶことになる。

ニコロデオン /http://www.nickjapan.com/
アニマックス /http://www.animax.co.jp/
《animeanime》
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