7月16日から9月5日まで、八王子市夢美術館にて特別展「押井守と映像の魔術師たち」が開催される。展覧会は『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、『イノセンス』などを通じて、世界的に高い評価を受ける押井守監督の作品世界を制作の技術的な側面から探るものになる。 監督がこれまで手がけてきたアニメ、実写、CG作品を監督とその現場スタッフ(映像の魔術師たち)の仕事からフォーカスする。展覧会では、監督の直筆絵コンテや現場のスタッフによる設定画、原画、取材資料、さらに作品制作の過程で使用された小物やプロモーション用の造形物も展示する予定だ。
また、会期中には特別展に合わせた押井守講演会を開催する。講演会には押井守監督のほか、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』のキャラクターデザイン、総作画監督を務めたアニメーター西尾鉄也さんが出演する予定である。映画制作についての濃い内容が期待出来そうだ。 講演会は無料だが、事前でハガキによる申込みが必要となる。応募者の中から抽選で260名が参加出来る。