総製作費3億円「電人ザボーガー」35年ぶりに復活 来春公開 | アニメ!アニメ!

総製作費3億円「電人ザボーガー」35年ぶりに復活 来春公開

数多くの特撮SF番組がテレビに登場した1960年代、70年代、その中でも一際異彩を放つ作品が、およそ35年ぶりに完全新作の劇場映画として戻って来る。映画『電人ザボーガー』だ。

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denjin1.jpg 数多くの特撮SF番組がテレビに登場した1960年代、70年代、その中でも一際異彩を放つ作品が、およそ35年ぶりに完全新作の劇場映画として戻って来る。映画『電人ザボーガー』だ。熱血な主人公 大門豊役にタレントの板尾創路さん、『片腕マシンガール』、『ロボゲイシャ』で世界的にカルトな人気を誇る井口昇監督が参加する。
また、敵のΣ(シグマ)の総帥悪ノ宮博士を柄本明さん、その手下ミスボーグに山崎真実さん、大門の父 大門勇役の竹中直人、さらに渡辺裕之さん、宮下雄也さん、佐津川愛美さんなどなど豪華キャストも見所だ。総製作費は3億円、年内には映画は完成し、2011年春の2部作合体のかたちで公開を目指す。

 テレビシリーズの『電人ザボーガー』は、1974年4月にフジテレビ系にてテレビ放映を開始、1975年6月まで全52話が放映された。派手なアクションシーンとオートバイクが変形しロボットとなる意表をついたアイディアが多くの子供たちの支持を集めた。そのロボット玩具は、大ヒット商品となった。
 製作は『マグマ大使』や『宇宙猿人ゴリ』、『快傑ライオン丸』など数々の名作特撮番組を生み出してきたピー・プロダクションが行なっている。その独特の世界観を井口昇監督がどのように演出するかが見所になる。

 旧作では大門豊は、秘密密殺人強盗機関Σから地球の平和を守るため、格闘術を駆使、怒りの電流を発生させ、変形型バイクロボット「ザボーガー」と伴に戦う。
 一方、本作では「青年期の章」、「熟年期の章」の2部作としてより大きな構想で構成する。大門豊とザボーガーの半生に渡る絆を描く壮大なドラマとなるという。来年春に向けて、今後も大きな話題を呼ぶことは間違いないだろう。
画像: テレビシリーズから (C)ピー・プロダクション

『電人ザボーガー』
2011年春 2部作合体全国ロードショー

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        (C)2011「電人ザボーガー」フィルム・パートナーズ
《animeanime》
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