非実在青少年とケータイ規制をテーマに公開シンポジウム開催 | アニメ!アニメ!

非実在青少年とケータイ規制をテーマに公開シンポジウム開催

5月17日、東京・豊島区の豊島公会堂にて、「どうする!? どうなる? 都条例――非実在青少年とケータイ規制を考える」と題されたシンポジウムが開催される。討論会は、昨今、マンガやアニメ、ゲーム関係者にも大きな注目を浴びた、東京都青少年健全育成条例改定問題

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 5月17日、東京・豊島区の豊島公会堂にて、「どうする!? どうなる? 都条例 非実在青少年とケータイ規制を考える」と題されたシンポジウムが開催される。討論会は、昨今、マンガやアニメ、ゲーム関係者にも大きな注目を浴びた、東京都青少年健全育成条例改定問題について取り上げる。

 シンポジウムのタイトルにもなった「非実在青少年」とは、条例改定案のなかで実在の人格とは別個に年齢や服装、音声などから18歳未満と表現されるものを指す。不健全な図書類などとして規制すべきものとされている。
 これに対して表現の自由を規制する可能性があるとして、反対が上がっていた。現在、青少年健全育成条例改正案は、継続審議となっている。

 今回のシンポジウムは、東京都青少年健全育成条例改正を考える会が主催する。主催者によれば、条例改正案は6月中に成立、10月施行の可能性もあるとして、それに先立ち今回の問題について討論するものである。
 当日は法律の専門家や出版、同人、携帯電話などの各業界団体、そして子供を持つ親などの幅広いゲストを招き都条例改正案についての実証的な発表を行う予定である。また、今回はパネラーだけでなく、業界関係者がリレー形式で発言していくかたちを取る。表現の現場にいる作家やマンガ家からの発言も行われる予定だ。主催者は、今回のシンポジウムを通じて今後の冷静な議論のための礎となることを目指すとしている。

『どうする!? どうなる? 都条例 非実在青少年とケータイ規制を考える』

主催:「東京都青少年健全育成条例改正を考える会」
代表者:
藤本由香里(明治大学准教授)・山口貴士(弁護士・リンク総合法律事務所)
協賛:全国同人誌即売会連絡会
協力:コンテンツ文化研究会

日程: 2010年5月17日
場所: 豊島公会堂
時間: 18時(開場) 18時半(開演) ※途中入退場は自由
閉会: 21時(予定)
定員: 800人
料金: 入場無料(当日カンパ箱を設置)
《animeanime》
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