タツノコ作品まとめて配信 「タツノコ劇場」5月スタート | アニメ!アニメ!

タツノコ作品まとめて配信 「タツノコ劇場」5月スタート

アニメ製作会社竜の子プロダクションは、この5月14日からタツノコアニメ作品をまとめて有料配信する「タツノコ劇場」をスタートする。配信はビデオ・オン・デマンドの方式をとり、総合ポータルサイトや動画配信サイトにまとまったサービスとして自社作品を提供する。

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 アニメ製作会社竜の子プロダクションは、この5月14日からタツノコアニメ作品をまとめて有料配信する「タツノコ劇場」をスタートする。配信はビデオ・オン・デマンドの方式をとり、総合ポータルサイトや動画配信サイトにまとまったサービスとして自社作品を提供する。
 価格は1話100円から、5月よりインターネットの有料動画配信サイトShowtimeとGyaoストア、そしてモバイルでもQTVプラットフォームで配信される。6月からはDMM.comでもスタートする。今後も順次配信事業者を増やして行くとする。

 竜の子プロダクションは老舗のアニメ製作会社として知られている。「タツノコ劇場」では創業から40年以上の期間で制作してきた作品のうち、テレビシリーズ59作品、OVA・スペシャル番組を8作品、劇場1作品、合計およそ3100話を提供するものとなる。
 主な配信作品には、『マッハGOGOGO』、『みなしごハッチ』、『科学忍者隊ガッチャマン』、『新造人間キャシャーン』、「タイムボカン」シリーズなどがある。同社によれば、タツノコアニメの作品を好きな時に好きなだけ見て貰えるように開始した。
 
 タツノコプロダクションは、これまでも様々なインターネットの動画配信サイトに作品を提供してきた。しかし、そうした配信は個別に行われており、タツノコプロダクションのブランドは拡散気味だった。
 「タツノコ劇場」では複数の配信事業者を通じて提供しながらも、竜の子プロダクションが主体となってコンテンツを管理することになる。作品のブランディングと配信の効率化が実現する。 
 
 アニメ製作会社が自社作品を自らブランディングして配信するサービスには、東映アニメBBプレミアムやバンダイナムコグループのバンダイチャンネル、そしてトムス・エンタテインメントの「東京ムービーONLINE」などがある。いずれも自社作品を多く抱える大手企業だ。
 竜の子プロダクションは、この5月14日からタツノコアニメ作品をまとめて有料配信する「タツノコ劇場」もこうしたサービスと同様の機能を目指すとみられる。往年の人気作品が多いだけにユーザーからも配信会社からも人気を集めそうだ。

竜の子プロダクション /http://www.tatsunoko.co.jp/
《animeanime》
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