バンナム エモーション 携帯向けオリジナルマンガ配信開始 | アニメ!アニメ!

バンナム エモーション 携帯向けオリジナルマンガ配信開始

バンダイビジュアルのコンテンツ企画会社エモーションは、2010年3月1日18時より携帯向けにオリジナルのマンガを配信するモバイルサイト「週2コミック ゲッキン」を正式オープンする。

ニュース
注目記事
 バンダイビジュアルのコンテンツ企画会社エモーションは、2010年3月1日18時より携帯向けにオリジナルマンガを配信するモバイルサイト「週2コミック ゲッキン」を正式オープンする。バンダイチャンネルが運営する携帯向けアニメ動画サイト「アニメ.モビ」を通じて、週2回月曜日と金曜日に完全描き下ろしの新作オリジナルマンガをサービスする。
 配信される作品は、3月だけでマンガ8作品、およそ250ページにも及ぶ。さらにおよそ2分半の新作ショートアニメも加わる。利用料金は月額税込み315円、スタート当初の3月1日から31日は、オープニングキャンペーンとして無料で利用可能となる。

 3月1日配信開始するのは、細雪純さんの描く『CANAAN スフィル』、うだがわれいさんの『跳ねる教室』の2本となる。『CANAAN スフィル』は、人気ゲーム『428 ~封鎖された渋谷で~』をもとに制作されたアニメシリーズ『CANAAN』のスピンアウト作品。『428 ~封鎖された渋谷で~』、『CANAAN』をつなぐ作品だ。両作の間にある空白の2 年を埋める物語が展開する。
 その後は、毎週月曜日と金曜日、それぞれ2本ずつ新作がアップされる。ギャグからアクション、4コマまで多彩なライナップが特徴となる。

 また、気になるショートアニメは『SOS-TV ワルプルギス ナイトフィーバー』。戦争によって崩壊した惑星ワルプルギスを舞台に、生き残った2人の少女 ガーネットとクリスが主人公となる。彼女たちが助けを求めて作るSOS映像はテレビ番組風、ある時はシリアスに、またある時はノー天気、多彩な展開をするギャグコメデイだ。
 アニメ制作は『星に願いを』などのインディーズアニメの制作を行っているバーナムラボラトリーが手掛ける。今回は携帯発のコンテンツで、新たなアニメの可能性に挑む。こちらも3月1日配信開始である。

 携帯マンガの配信は次第に増えているが、映像やゲームを事業の核とするバンダイナムコグループにとっては新たな挑戦となる。拡大する携帯マンガ市場を通じて、コンテンツの核のひとつであるマンガ原作を育成する狙いがありそうだ。
 バンダイビジュルアルは、既にウェブサイトをベースにしたマンガ、小説、エッセイを掲載する「YOMBAN」も運営している。ウェブとモバイルの双方からマンガ分野への参入を進める。

「週2コミック ゲッキン」(PC) /http://www.comic-gekkin.com/pc/

『SOS-TV ワルプルギス ナイトフィーバー』
[キャスト]
 ガーネット: 新谷良子
 クリスタル・クリスタル: 沢城みゆき
 キャロット: 金田朋子
[スタッフ]
 企画・原作・制作: バーナムラボラトリー
 監督: 市川量也
 脚本: 里見哲朗
 キャラクターデザイン・ベースモデリング: MA@YA
 音楽: 菊谷知樹
 音響監督: 岩浪美和 他

マンガ作品
 『CANAAN スフィル』 (細雪純)
 『跳ねる教室』 (うだがわれい)
 『ブラッドソウル』 (藤沢真行)
 『まきなぷれしゃす!』 (げろたん)
 『にゃん極武将ノブニャガ』 (鈴木イゾ)
 『アストロ天文部』 (土井智郎)
 『薔薇とブラックパンツ』 (くじらいいく子)
 『ほ~きん』 (えひめポン)
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集