「海月姫」ノイタミナでアニメ化 ラインナップ記者会見も開催 | アニメ!アニメ!

「海月姫」ノイタミナでアニメ化 ラインナップ記者会見も開催

そのノイタミナほかで2010年に放映される作品がまたひとつ明らかになった。東村アキコさんが講談社のマンガ誌「Kiss」に連載する人気マンガ『海月姫』である。

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kuragecomic01.jpg これまで数多くのヒットアニメを送りだしてきたフジテレビ「ノイタミナ」。そのノイタミナほかで2010年に放映される作品がまたひとつ明らかになった。東村アキコさんが講談社のマンガ誌「Kiss」に連載する人気マンガ『海月姫』である。
 原作は、男子禁制のヲタ女子オンリーの天水館を舞台に展開するちょっと楽しく不思議なストーリーだ。 クラゲをこよなく愛する主人公倉下月海をはじめ、三国志や着物・人形といった和もの、枯れたオジサマ、鉄道とそれぞれ異なった分野を極める女の子たちの、風変わりでマニアックな日々が描かれている。テンポの良いギャグと先の展開がまったく予測できないストーリーが魅力となっている。

 ノイタミナはこれまでも女性の視聴者も意識したアニメ作品とのコンセプトから、少女マンガの原作がしばしば取り上げられている。『ハチミツとクローバー』、『Paradise Kiss』、『獣王星』、『西洋骨董洋菓子店 〜アンティーク〜』、そして大ヒット作で第3期まで製作された『のだめカンタービレ』シリーズなどである。
 『海月姫』はこの1月に発表されたマンガ大賞のノミネート作品にもなるなど評価が高い。今回は一風変わった青春ストーリーとして、さらに多くの視聴者を獲得することになりそうだ。

 作品は既に制作中とのことだ。今回の発表では詳細は明らかにされていないが、2010年の期待の新作である。アニメ化の詳細は、2月21日に東京・新川の内田洋行ユビキタス協創広場 CANVASで行われる「ノイタミナラインナップ記者会見」で公開される予定だ。
 ノイタミナラインナップ記者会見では、初出しの映像や豪華ゲストの登壇を予定する。さらにノイタミナ2010ラインナップAR記者発表として、AR(拡張現実)技術を利用した作品の見どころ紹介なども行う。
 さらに記者会見の様子は、ノイタミナ公式サイトで生中継するほか、Twitterのノイタミナ公式アカウントを通じたユーザー参加のインタラクティブなものとなる。Twitterではハッシュタグ「#noitaminaAR」を利用する。

 ノイタミナの新作は『海月姫』のほか、既に実写テレビドラマ『もやしもん』、森見登美彦さんの小説を湯浅政明監督が映像化する『四畳半神話大系』、オノ・ナツメさんのマンガを原作とする『さらい屋五葉』、そして『十二国記』などで知られる小野不由美さんの小説『屍鬼』が発表されている。
 5作品もどれも魅力的なラインナップが並ぶだけに、記者会見はかなり盛りだくさんの内容になりそうだ。日本のアニメシーンを牽引するノイタミナの展開が注目される。

『海月姫』 /http://www.noitamina.tv/kuragehime
2010年フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送
原作:東村アキコ 『海月姫』(「Kiss」連載中/講談社刊)
放送局: フジテレビほか
(c)東村アキコ・講談社/海月姫製作委員会

ノイタミナ 公式サイト /http://noitamina.tv/

ノイタミナラインナップAR記者発表
2月21日(日)17:30/開場 18:00/開始
場所/内田洋行 ユビキタス協創広場 CANVAS
《animeanime》
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