メディア芸術祭上映作品発表 アニメ部門約40作品+6プログラム | アニメ!アニメ!

メディア芸術祭上映作品発表 アニメ部門約40作品+6プログラム

 2月2日から14日まで、国立新美術館で開催される文化庁メディア芸術祭のシンポジウムや上映作品・プログラムの一部が、文化庁メディア芸術プラザ(MAP)ブログで続々公開されている。12月24日の開催概要に続くものである。
 このうちアニメーション関連では、およそ40

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 2月2日から14日まで、国立新美術館で開催される文化庁メディア芸術祭のシンポジウムや上映作品・プログラムの一部が、文化庁メディア芸術プラザ(MAP)ブログで続々公開されている。12月24日の開催概要に続くものである。
 このうちアニメーション関連では、およそ40作品、6プログラムから構成される上映プログラムが注目される。アニメーション部門大賞受賞作の『サマーウォーズ』を筆頭に、優秀賞、奨励賞受賞作品、そして審査委員会推薦作品の全てが上映される。もともとジャンルを問わないメディア芸術祭の特徴もあり、映画、テレビ、短編、そして商業系、アート系、インディーズと多彩な作品が並ぶ。様々な点で、2009年のアニメーション分野の成果を一望するものとなる。

 上映作品のうち長編作品が4本、テレビアニメ11本、短編作品が24本となる。長編アニメーションは、大賞の『サマーウォーズ』のほか『ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~』、そしてチェコのストップモーションアニメーション イジィ・バルタ監督の『屋根裏のポムネンカ』である。いずれも2009年の話題作だけに、この機会にもう一度振り返るのもいいだろう。
 もう一作品は、優秀賞の『東京マグニチュード8.0』の特別総集編である。本来は、テレビシリーズだが、長編仕立てとなった今回の上映バージョンも気になるところだ。これらの作品は国立新美術館の講堂での上映となる。

 『東京マグニチュード8.0』は、連日美術館内2階会場内シアターで上映されるテレビ作品のほうでも上映される。他の上映作品は『CANAAN』、『TO』、『青い花』、『グイン・サーガ』、『スケアクロウマン』、『とらドラ!』、『ねぎぼうずのあさたろう』、『のだめカンタービレ 巴里編』、『東のエデン』、『亡念のザムド』と良質の作品が並ぶ。
 さらに短編アニメーションでも、劇場公開もされた『センコロール』や『電信柱エレミの恋』といった話題作が目白押しである。こちらは講堂、会場内シアターのほか、東京ミッドタウン・カンファレンスも会場とする。

 特集プログラムは、海外のアニメーション関連のフェスティバルからの招聘プログラムである。アヌシー国際アニメーション映画祭、オタワ国際アニメーション映画祭、韓国・SICAFのアニメーション映画祭、CGやインタラクティブメディアからは、オーストリアのアルスエレクトロニカ、米国・SIGGRAPH、SIGGRAPH ASIAの作品が紹介される。
 いずれも世界的に見ても個性的なイベントばかりだ。並べて紹介することで各国、各フェスティバルの特徴がより際立つことになりそうだ。

文化庁メディア芸術プラザ(MAP)ブログ
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*上映会、プログラムの詳細は上記サイトで確認ください。

文化庁メディア芸術プラザ /http://plaza.bunka.go.jp/
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