「崖の上のポニョ」主題歌 米国アカデミー歌曲賞ノミネート対象に | アニメ!アニメ!

「崖の上のポニョ」主題歌 米国アカデミー歌曲賞ノミネート対象に

 米国の映画科学技術アカデミーは、12月16日に米国アカデミー賞歌曲部門(Original Song category)のノミネート対象となる63曲を発表した。全ての曲は作品賞の候補対象となる274作品のいずれかで演奏された歌曲である。
 今後、同部門の審査委員がポイント方式で投票

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 米国の映画科学技術アカデミーは、12月16日に米国アカデミー賞歌曲部門(Original Song category)のノミネート対象となる63曲を発表した。全ての曲は作品賞の候補対象となる274作品のいずれかで演奏された歌曲である。
 今後、同部門の審査委員がポイント方式で投票し、10点満点で8.25ポイント以上を獲得した歌曲がノミネート曲になる。6曲以上が8.25ポイントを越えた場合は、上位5曲が選ばれる。

 ノミネート対象曲のなかには日本の劇場アニメで宮崎駿監督による『崖の上のポニョ』の同名の主題歌も含まれている。宮崎アニメに欠かせない作曲家久石譲が曲を作り、作画監督の近藤勝也さんが作詞、宮崎駿監督が補作詞を行った曲だ。日本では「藤岡藤巻と大橋のぞみ」が歌い大ヒットになった。
 耳に残り、誰でも思わず口ずさみたくなるポニョの音楽だけに、米国アカデミー賞でも健闘をして欲しいところだ。『崖の上のポニョ』は、既に長編アニメーション部門でもノミネートの選考対象作品に選ばれている。
 また、日本の作品では、2006年に映画『パプリカ』のエンディングテーマ『白虎野の娘』が対象曲になったことがある。

 アカデミー賞の歌曲部門は、伝統的にアニメーション映画からノミネート対象やノミネート、受賞することが多い。今回もアニメーション映画からは8曲が選ばれている。
 なかでも『プリンセスと魔法のキス』からは4曲が取上げられている。ディズニーによる久々の2D劇場アニメーションは、往年のミュージカル映画的なアニメーション演出も引き継いだようだ。このほかは、『クリスマスキャロル』、『Fantastic Mr. Fox』、『くもりときどきミートボール』からとなった。
 ノミネート曲は2010年2月2日に発表、3月7日にハリウッドのコダックシアターで行われる授賞式で受賞曲が発表される。

米国アカデミー賞 公式サイト /http://www.oscars.org/
《animeanime》
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