2010年を映し出す新しい『時をかける少女』として注目される仲 里依紗さん主演、谷口正晃監督の実写映画『時をかける少女』の劇場公開が、2010年3月13日に決定した。 筒井康隆さんの原作小説誕生から45年間、映画、アニメ、テレビドラマとたびたび映像化されてきた『時をかける少女』の最も新しい映像作品となる。 今作は物語の舞台を現代に置き、原作の主人公 芳山和子の娘芳山あかりが主人公となる。母の初恋の相手を探して あかりは、現在から1960年代へと時を遡る。主演芳山あかり役を『純喫茶磯辺』、『パンドラの匣』などの仲 里依紗さん、あかりが恋に落ちる大学生 涼太を中尾明慶さん、そして母親 芳山和子を安田成美さんが演じる。 主演の仲 里依紗さんは、2006年に劇場公開された劇場アニメ版でも主人公の声を演じた。アニメに続き、実写でも同作に参加することになる。 主題歌「ノスタルジア」を担当するいきものがかりは、1983年公開の大林監督版で原田知世さんが歌った松任谷由実さん作詞・作曲の主題歌「時をかける少女」を今回カバーする。このカバー曲は、劇中に挿入歌として使用される。過去の作品の記憶を大切にしながら、新しい映画を創りあげたのが2010年版の『時をかける少女』と言える。 また、本作の製作に、テレビアニメ、劇場アニメでもお馴染みのアニプレックスが参加していることも注目される。アニプレックスの実写映画への挑戦という側面も持った作品だ。 (C)映画『時をかける少女』製作委員会2010『時をかける少女』 /http://tokikake.jp/2010年3月13日新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネカノン有楽町1丁目ほか全国ロードショー[スタッフ]監督: 谷口正晃原作: 筒井康隆「時をかける少女」(角川文庫、角川つばさ文庫)脚本: 菅野友恵 撮影: 上野彰吾 照明: 赤津淳一 録音: 小川武 美術: 舩木愛子音楽: 村山達哉 VFXプロデューサー: 小坂一順製作:アニプレックス/エピックレコードジャパン/ボイス&ハート/スタイルジャム/クオラス/ハンゲーム/カルチュア・コンビニエンス・クラブ配給: スタイルジャム[キャスト]仲 里依紗、中尾明慶、安田成美、石丸幹二、青木崇高、石橋杏奈、勝村政信