10月3日に劇場公開された映画『テイルズ オブ ヴェスペリア ~ The First Strike ~』が、好調なスタートを切った。34スクリーンの限定公開ながら、10月3日、4日の映画興行ランキングでベスト10入りするなどで注目を浴びている。 また、ぴあ満足度ランキングでも第1位を獲得するなど、観客からの支持も集めている。映画のこうした人気について配給は、ゲームをプレイ済みのファンも、未経験者もそれぞれの異なった楽しみかたがあったことが高い評価を受けた理由としている。今後もさらなる、人気の拡大につなげる構えである。
劇場版『テイルズ オブ ヴェスペリア ~ The First Strike ~』は、1995年の登場以来、世界でシリーズ累計1200万本のゲームソフトを売る大ヒットRPGシリーズ「テイルズ オブ」シリーズを原作とする。そうした長い歴史にも関わらず、今回が初の劇場映画化となった。 また、これまでシリーズのオープニングやゲーム内のムービーを担当してきたプロダクション I.Gがアニメーション制作を行ったのも魅力となっている。もともとアニメ的な作品とされるシリーズだけに、今回は満を持して登場でもある。こうしたことが好調なスタートにつながったようだ。