歴代の主人公3人が全て登場し、共に戦うことで大きな話題を呼んでいる『10th アニバーサリー 劇場版 遊☆戯☆王 ～超融合！時空を越えた絆～』のアフレコが10月26日に都内で行われた。このアフレコに先立って、武藤遊戯役の風間俊介さん、遊戯十代役のKENNさん、不動遊星役の宮下雄也さんの3人によるアフレコ会見が開かれた。10年間にわたり子供たちを喜ばせた主人公たちを演じた俳優が一同に介した。
今回、3人での顔合わせは初めてということだが、同じ作品の歴史を築いてきたこともあり、会見では和気藹々としたチームワークの良さを感じさせた。
風間さんは「共通点があるから話がはじみました」と話す。一方、宮下さんは実は人見知りするほうで、「すごく緊張していました。昨日の夜は眠れませんでした」とのこと。KENNさんは、「3人しか判らない戦友」と連帯感を持っている様子だ。
映画の見所について、風間さんは「遊戯は今回二人をサポートしながら自分も戦います。先輩として登場します」と話す。他の二人をフォローするやや大人びた役どころが注目だ。
KENNさんは、「もともと十代は明るくて挑戦するタイプ。テレビシリーズではやや大人になったが、大人になった十代が好奇心旺盛なところは忘れていない。ここを楽しんで欲しい」と。
宮下さんは、「遊星は寡黙で、クール、愛想がない性格。でも映画では、二人に敬語を使っている」と、テレビにはなかった遊星の一面を見られることを紹介した。
また、今回のアフレコ会見では、最強の敵として登場する謎の男 パラドックスをロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが演じることも発表された。主人公を演じる3人も、共演するのが楽しみとする田村淳さんの声の演技も見所のひとつになる。
映画は2010年1月23日から全国の3Ｄシアター100館以上で公開する。３Dシアターでは、テレビの中ではホログラフで登場するモンスターなども、実際に立体になって見えることになる。こちらもファン待望の映像となるだろう。
アニメ「遊☆戯☆王」シリーズ10周年サイト /http://www.yugioh10th.com/
(ｃ)高橋和希 スタジオ・ダイス／集英社・テレビ東京・ＮＡＳ
