一方、アニメ・ヴァーチャルは、ドイツ、スイスなどのドイツ語圏のほか、北欧や東欧圏でもビジネスを行う。また、独自のアニメ作品のビデオ・オン・デマンドビジネスも展開し、Eye See Moviesという実写映画部門も保有する。 ドイツを代表する日本アニメ会社で、『名探偵コナン』、『らんま1/2』、『トップをねらえ!』など多数のタイトルを保有する。
今後、VIZメディアヨーロッパが3社の統括会社となり、ヨーロッパでのアニメ、マンガビジネスのマネジメントを行う。KAZEとアニメ・ヴァーチャルは、VIZメディアヨーロッパのもとに統合される。 John P. Easum氏が新しい企業グループの社長となる。そのうえでフランス語圏は、KAZEの現CEOセドリック・リタルディ氏が、ドイツ語圏は現アニメ・ヴァーチャルのCEOニコラス・ウェーバー・キャンサー氏がマネジメント・ディレクターになり、それぞれのビジネスを担当する。