芸大映像プロデューサー講座にマッドハウス丸田社長 | アニメ!アニメ!

芸大映像プロデューサー講座にマッドハウス丸田社長

 横浜・馬車道地区に拠点を持つ東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻は、7月より公開講座「馬車道エッジズ」を開始している。「馬車道エッジズ」は、映像文化の新しい局面を紹介し、刺激を与えることを意図したものだ。
 そのプログラムのひとつが、現代映

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 横浜・馬車道地区に拠点を持つ東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻は、7月より公開講座「馬車道エッジズ」を開始している。「馬車道エッジズ」は、映像文化の新しい局面を紹介し、刺激を与えることを意図したものだ。
 そのプログラムのひとつが、現代映像プロデュース論である。ときとして映像制作に集中しがちな大学院教育の中で、アニメーションプロデューサー教育を視野に入れたものだ。現場で企画・マネジメントの要として活躍するプロデューサーを招き、その話しを聴くものだ。

 8月27日に行われるこの第2回講座に、アニメ製作会社マッドハウスの丸田順悟代表取締役社長が登場する。マッドハウスは、国内大手のアニメスタジオのひとつ。『MONSTER』や『カードキャプターさくら』といったテレビアニメから、『時をかける少女』、『パプリカ』、『サマーウォーズ』といった劇場映画などをバランスよく手掛けているのが特長である。
 近年は特に海外との共同事業の展開が注目を集めている。日仏合作の劇場アニメ『よなよなペンギン』や、今年6月にアヌシー国際アニメーション・フェスティバルで製作発表が行なわれた日中合作の『Tibetan Dog(仮題:チベット犬物語)』などである。

 丸田順悟氏は、そのアヌシーの映画祭で学生部門の国際審査委員も務めた。今回は大学院の公開講座から、再び学生、クリエイターと向き合う。
 講座のタイトルは「『日本から世界へ』~世界市場を視野に入れたプロデューサー像とは?~」、近年、積極的に海外展開を進めるマッドハウスの現場から理想的なプロデューサーについて語る。参加は無料だが事前の申し込みが必要となる。講演時間は19時から20時半までの一時間半、講演終了後は懇親会(会費制)も行う。アニメ製作会社のトップからプロデューサーについて聞く貴重な機会となる。

 現代映像プロデュース論は、前回のゲストはROBOT アニメーションスタジオCAGEのアニメーション作家野村辰寿さんだった。さらに、今後はカナダ国立映画制作中庁のプロデューサー、シンクのプロデューサー竹内宏彰氏らが予定されている。

「馬車道エッジズ」 現代映像プロデュース論
/http://animation.geidai.ac.jp/pd2009/index.html

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公開講座「馬車道エッジズ」『現代映像プロデュース論』
第2回講座 「日本から世界へ」

~世界市場を視野に入れたプロデューサー像とは?~
講師: 丸田順悟株式会社マッドハウス 代表取締役社長

2009年8月27日(木) 19:00~20:30(懇親会 20:45~ 会費制)
会場: 東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎
参加: 入場無料 事前申込制
申込メール: /pd2009@animation.geidai.ac.jp
※申込(希望する講座名、氏名、メールアドレス、懇親会への出席の有無をご記入の上、上記のメールあてお申込ください。)
主催: 東京藝術大学
共催: 横浜市開港150周年・創造都市事業本部
協力: BankART1929
詳細は、下記公式サイトへ(PC・携帯)
/http://animation.geidai.ac.jp/pd2009/

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《animeanime》
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