『アフロサムライ』シリーズは、国内のアニメスタジオ GONZOが世界市場を狙って制作した大型アニメ作品として知られる。美術監督を務めた池田繁美さんが、アニメーション個人部門審査員賞(Juried award for Outstanding Individual Achievement in Animation)を受賞した。 美術スタジオのアトリエムサで活躍する池田繁美さんは国内ではアニメ美術の実力派としてよく知られた存在だ。しかし、今回は『アフロサムライ:レザレクション』を通して、米国でもその高い芸術性が認められたかたちである。
エミー賞は日本国でもよく知られるように、米国のテレビ作品を評価する賞の最高峰だ。テレビ界のアカデミー賞と評されることも多い。 『アフロサムライ:レザレクション』は、既に発表されているクリエイティブアートエミ-賞(Creative Arts Emmy® Awards)作品賞長編アニメーション番組部門(Outstanding Animated Program for programming one hour or more)にもノミネートされており、有力作品の一角とされている。こちらの受賞作品は9月12日に発表される。こちらももし受賞となれば、日本のアニメ作品として快挙となる。