009完結編 構想ノート全編公開 サイボーグ009展開催 | アニメ!アニメ!

009完結編 構想ノート全編公開 サイボーグ009展開催

 8月8日から23日まで、東京お台場のパナソニックセンター東京で「サイボーグ009“守れ地球の未来”展」が開催される。このほど発表された展示内容によると、展覧会の目玉のひとつとして、石ノ森章太郎さんによる『サイボーグ009』完結編の構想ノート19冊、全編が展示公

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 8月8日から23日まで、東京お台場のパナソニックセンター東京で「サイボーグ009“守れ地球の未来”展」が開催される。このほど発表された展示内容によると、展覧会の目玉のひとつとして、石ノ森章太郎さんによる『サイボーグ009』完結編の構想ノート19冊、全編が展示公開される。
 『サイボーグ009』完結編は、1998年に亡くなった石ノ森章太郎さんが死の直前まで構想を立てていた文字どおり『サイボーグ009』の集大成となるものだ。今回の展示で、『サイボーグ009』の知らざる世界が明らかになる。

 石ノ森章太郎さんは、戦後日本のSFマンガを支えた巨匠である。その代表作のひとつが『サイボーグ009』であることは言うまでもないだろう。作品は1964年から少年キングで連載を開始し、長期期間にわたり描き続けられ、世代を超えて絶大な人気を獲得している。
 作品は長い期間の間、地下帝国ヨミ編での区切りや天使編中断など様々な展開を見せてきた。しかし、今回構想ノートが公開される完結編が、石ノ森章太郎さんの目指す最後の『サイボーグ009』になるはずであった。今回は貴重な遺品となったノート全編の本邦初公開となる。

 このほか「サイボーグ009“守れ地球の未来”展」では、地球を守るゼロゼロナンバーサイボーグたちという設定に合わせた地球環境問題、そしてロボット技術の紹介を行う。『サイボーグ009』のキャラクターが、地球環境問題の解決にロボット技術が大きな貢献が出来ることをナビゲートする。
 001による「温暖化と生物多様性の危機」の説明、003の「美容と健康のエコ商品」、張々湖の「食べ物と農業の未来」、009のメッセージ「生物を学ぼう・守ろう・活かそう」といった具合である。
 開催は夏休み期間中のお台場ということもあり、子供たちを中心に人気を集めそうだ。期間中の開館は月曜日以外の10時から18時まで、入場料は500円となっている。

サイボーグ009“守れ地球の未来”展
公式サイト /http://www.cx009.jp

期日: 2009年8月8日(土)~8月23日(日)
10時~18時(最終入場17時半)※月曜日休館
会場: パナソニックセンター東京「ホール・アトリウム」
入場料: 500円(小学生以上、消費税を含む)
主催: グリーンアースプロジェクト2009実行委員会、フジテレビジョン
後援: 環境省、臨海副都心まちづくり協議会、産経新聞社、ニッポン放送
特別協賛: ニューギン
企画: 石森プロ
制作: ステージ・サイド
特別協力: パナソニックセンター東京
アドバイザー: 赤池学(ユニバーサルデザイン総合研究所)

[サイボーグ009関連の主要な展示品]
□ 石ノ森章太郎が書き残した「サイボーグ009」完結編の「構想ノート」全編(19冊)
□ オーガニックコットンで製作した地球にやさしい「サイボーグ009」コスチューム
□ 1979年版アニメ主題歌「誰がために」の幻の歌詞、直筆(エンピツ書き)生原稿(13枚)
□ 石ノ森章太郎の描いた島村ジョーのカラー原画ファブリックパネル(画集未収録)
□ その他、石ノ森章太郎の描いた貴重な生原稿、原画等
《animeanime》
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