「ファイアボール」公式サイト マーケティングの国際大会で金賞受賞 | アニメ!アニメ!

「ファイアボール」公式サイト マーケティングの国際大会で金賞受賞

 ウォルト・ディズニー・テレビジョンインターナショナル ジャパンは、6月18日にニューヨークで発表された2009 PROMAX/BDA Promotion and Marketing Awardsの北米以外の部で、ディズニーグループから9部門で受賞があったことを明らかにした。
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 ウォルト・ディズニー・テレビジョンインターナショナル ジャパンは、6月18日にニューヨークで発表された2009 PROMAX/BDA Promotion and Marketing Awardsの北米以外の部で、ディズニーグループから9部門で受賞があったことを明らかにした。
 PROMAX/BDA Promotion and Marketing Awardsは、世界の大手メディアグループが中心になり、毎年様々な宣伝やプロモーション、マーケティングなどの優れた企画を表彰する。数多くの部門で金賞、銀賞、銅賞が設ける。北米以外の部での9部門受賞は、ディズニーグループにとって過去最高の獲得となる。

 また、今年特に注目されるのが、その受賞のほとんどがウォルト・ディズニー・テレビジョンインターナショナル ジャパンが独自に企画した日本のアニメ作品のプロモーションとなったことである。ディズニーは2008年より、日本国内で日本のアニメ制作会社による作品の制作を開始している。
 ハリウッドメジャーが世界各地で進めるローカル・プロダクションのひとつであるが、ディズニーグループの中では特に目立ったプロジェクトである。宣伝、プロモーションにも力が入っており、それが今回の受賞につながったようだ。

 受賞が多かったのは、フル3DCG作品で女性型ロボットの登場する短編テレビ番組『ファイアボール』である。まず、動画を含めた情報提供とそのデザインが高く評価され、インタラクティブ・コンテンツプロモーション(子供番組)部門で公式サイトが金賞を受賞した。
 さらに『ファイアボール』の番組スタート時のプロモーション活動が、インタラクティブメディア・コンテンツプロモーション(子供番組宣伝)部門で銀賞、インタラクティブメディア・キャンペーンデザイン(総合)部門で金賞となった。同様に『ファイアボール』DVDサンプラーはスペシャルカテゴリー・DVDデザインで銀賞を取るなど、全部で4部門に輝く。

 国内を代表するアニメ製作会社マッドハウスとディズニーが手を組んだことで話題を呼んだ『スティッチ!』のプロモーションも注目された。
 こちらは促販アイテムが中心となった。『スティッチ!』風呂敷が、ジェネラル&コンテンツプロモーション(プロモーションアイテム部門)金賞、『スティッチ!』シーサーフィギュアがその他デザイン(プロモーションアイテム部門)銀賞、さらに『スティッチ!』オンライン広告バナーがインタラクティブメディア・オンライン広告(バナー部門)で銅賞を獲得した。

 PROMAX/BDA Promotion and Marketing Awardsは、米系メディアの受賞が多い傾向がある。その中で、ディズニーによる日本製のアニメ作品が存在感を増しつつあるようだ。
 ウォルト・ディズニー・テレビジョンインターナショナル ジャパンによる日本市場戦略が、垣間見える結果と言える。

ディズニー 公式サイト(日本) /http://home.disney.co.jp/
『ファイアボール』 公式サイト 
/http://www.disneychannel.jp/dc/program/anime/fireball/fireball.html
『スティッチ!』 公式サイト 
/http://www.disney.co.jp/character/stitch/okinawa/index.html

PROMAX/BDA  /http://www.promaxbda.org/
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