「劇場版マクロスF」2部作で 前編は11月21日公開 | アニメ!アニメ!

「劇場版マクロスF」2部作で 前編は11月21日公開

 2008年4月から9月にテレビ放映され大ヒットした『マクロスF』劇場版の公開日が発表された。映画の正式タイトルが『劇場版マクロスF 虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~』であることも明らかになり、この第一部が11月21日に全国公開される。
 『マクロスF』の劇場版製作

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 2008年4月から9月にテレビ放映され大ヒットした『マクロスF』劇場版の公開日が発表された。映画の正式タイトルが『劇場版マクロスF 虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~』であることも明らかになり、この第一部が11月21日に全国公開される。
 『マクロスF』の劇場版製作は、昨年秋のテレビ放映最終回の番組終了後に、最初に告知された。人気作品だけに多くのファンを喜ばせたが、テレビの告知以後は半年以上にわたり追加情報がなかった。

 今回、いよいよその劇場版『マクロスF』の一端が明らかになった。映画公開は当初から2009年が有力とみられていたが、今回は予想を覆す二部構成でファンに期待に応える。11月21日公開の前編に続いて、後編の製作も発表された。
 既に立ち上がった劇版のティザーサイトでは、6月27日より劇場で特報上映をスタートしたことも明らかにしている。6月27日は期待の大型劇場アニメ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の公開初日、劇場版のロボットアニメの話題をうまく引き継ぐ狙いもあるようだ。
 また、同じ6月27日からは、全国共通前売券の発売も開始する。いよいよ動き出す『劇場版マクロスF』を実感することになる。

 今回注目されるのは、映画の上映館数である。公式サイトは、現在全国30館を挙げている。劇場版のロボットアニメでは、やはり同じ二部作でスタートした『劇場版天元突破グレンラガン 紅蓮篇』や『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』が10館前後とかなり抑えた興行であったことを考えると当初から積極的な展開である。
 これは2008年で最も注目され、DVD・BD、音楽CDの好調な結果が反映しているとみられる。今後は実際の上映館数がこれに上積みされるのかも、気になるところだ。

 ロボットアニメの劇場版は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』や『劇場版機動戦士Zガンダム』、『劇場版天元突破グレンラガン』のように、シリーズ第1作で予想を超える興行を実現し、2作目以降公開規模を拡大する例が多い。『劇場版マクロスF』も、こうした例に続くことが出来るのだろか。
 また、劇場映画を二部構成にするのは、『天元突破グレンラガン』や先日公開日が発表されたばかりの『劇場版 東のエデン』に続くものだ。これには小規模で公開する劇場アニメの収益の回収が劇場興行だけなく、DVDやBDのパッケージ販売にも大きく依存していることも反映していると見られる。映画の本数が増えれば、それだけパッケージ商品の種類が増えるためである。

『劇場版マクロスF 虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~』公式サイト
/http://www.macrossf.com/
《animeanime》
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