人気の高い2つのアクションゲームソフトが、この夏トレーディングカードゲーム(TCG)になる。ブシロードの人気トレーディングカードゲーム「ヴァイスシュヴァルツ」から発売される『戦国BASARA』と『THE KING OF FIGHTERS』の2タイトルである。 「ヴァイスシュヴァルツ」は対戦型のトレーディングカードゲームで、様々なキャラクターのカードを用いてゲームを行う。白(ヴァイス)と黒(シュヴァルツ)の2種類があり、作品ごとにいずれかのサイドに分類される。作品ごとで遊べるだけでなく、作品間を越えてクロスオーバーに遊べるのが魅力となっている。
「ヴァイスシュヴァルツ」の特長は、これまで男性のファンが多いとされてきたTCGに、女性ファンの取り込みを目指している点である。特にシュヴァルツの作品については、男性ファン、女性ファンに親しまれる作品を考えて設計されているという。 今回新たに発売される『戦国BASARA』と『THE KING OF FIGHTERS』は、いずれも男性ファンだけでなく、女性ファンも多いゲームソフトである。特に女性ファンの間では、キャラクター人気が高いだけに新商品に期待がかかる。
『戦国BASARA』は、2005年からカプコンが発売するゲームソフトシリーズで、従来の固定観念を破ったきらびやかな戦国武将が人気を呼んでいる。この4月にテレビアニメ化されたのをきっかけに、様々な商品展開、タイアップを行なって話題を呼ぶ。今回は、いよいよTCGにも進出となる。 一方『THE KING OF FIGHTERS』は、1994年からSNKプレイモアが展開する人気シリーズ。個性的なキャラクターによる格闘ゲームが支持を集めている。 「ヴァイスシュヴァルツ」は、これまでにも『ペルソナ3』、『ペルソナ4』のTCGが発売されている。今回、2作品が加わることで、ゲームキャラクターに強いTCGという印象が強まりそうだ。
TCGは両作品とも、6月27日にトライアルデッキが発売される。また、7月18日にはブースターパックを発売する。 トライアルデッキはカード50枚による構築済みデッキとルールシート、プレイブック、プレイマット&デッキ解説書がついて税込1300円、ブースターパックは8枚入りで税込330円、1ボックス20パック入りが税込6600円となる。カードの種類は全100種、これにパラレルカードも予定されている。 (c) bushiroad All Rights Reserved. (c) CAPCOM CO., LTD. 2009 ALL RIGHTS RESERVED.