応募44作品の中から9作品が選び出された。作品数が多かったのは米国で、ドリームワークス アニメーションの注目作『モンスターvsエイリアン』を筆頭に、『Battle for Terra』、『Coraline』、『My Dog Tulip』4作品が選ばれている。 その他の作品は、アルゼンチン『Boogie, el aceitoso』、ノルウェー『Kurt blir grusom』、韓国『Jeh-bool-chal-shee e-ya-gee』、オーストラリア『Mary and Max』、それにフランスとベルギー、オーストラリア3カ国による合作『Brendan et le secret de Kells』と幅広い国から幅広い作品が選ばれている。
日本からは、既に短編部門で長尾武奈さんの『チェーンソー・メイド』、テレビシリーズ部門で『ソウルイーター 第1話』、『うちの3姉妹 第1話』が選出されている。学生部門でも2作品、『日まわり草』(松田美那子)、『オーケストラ』(奥田昌輝、小川雄太郎、大川原亮)が挙がり、日本のアニメーション作品を世界に届けることになる。 コンペティションの対象にならない公式上映では、9作品の長編映画が選ばれている。その中に『Genius Party Beyond』、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊2.0』、『ストレンヂア-無皇刃譚-』の3本が含まれている。