フジテレビのノイタミナほかで放映される一連のアニメ番組が、依然快進撃を続けている。4月9日にノイタミナ作品では初の完全オリジナル作品となる『東のエデン』がスタートした。深夜1時近くという放映時間にもかかわらず、最高視聴率5.7%の好視聴率を獲得した。 平均視聴率は4.8%、同時間帯の視聴者占拠率は20.1%になった。第1話の平均視聴率4.8%は、ノイタミナ作品のなかでは『もやしもん』、『のだめカンタービレ』に続き、『墓場鬼太郎』と並ぶ。いずれも深夜アニメの中では異例のヒット作とされた作品だけに、『東のエデン』も今後の展開に期待がかかる。 こうした好調なスタートについて製作では、神山健治監督による原作、脚本、監督、キャラクター原案の人気マンガ家羽海野チカさん、オープニング・テーマOASIS、さらに音楽を担当する川井憲次さんといった豪華スタッフが注目されたこと、ノイタミナ初の完全オリジナル作品として、アニメーションの可能性を徹底的に追求したことが理由でないかとしている。 また、第1話にすべての謎を解く鍵が描かれていることも、視聴者の関心を呼んだかもしれない。 『東のエデン』はこの後全11 回のTV 版が完結後、さらに劇場版の公開も決定している。(c)東のエデン製作委員会イラスト:羽海野チカ『東のエデン』公式サイト /http://www.juiz.jp 一方で、7月からこの『東のエデン』の後を継ぐ番組も既に決定している。橘正紀監督による『東京マグニチュード8.0』である。 物語は東京を突如襲ったマグニチュード8.0 の海溝型大地震から始まる。お台場で地震に遭遇した中学1 年生の未来と弟の悠貴、そしてそこで出会ったバイク便ライダーの真理、3人は無事世田谷の自宅に辿りつけるのだろうか?地震というテレビアニメとしては異色の題材を制作するのは、ボンズとキネマシトラスの2社、今年夏、これまでにない作品が姿をみせる。 このほどこの『東京マグニチュード8.0』のメインスタッフと、主要キャラクターのデザインが公開された。そのキャラクターデザインは、橘監督が実力を認め今回初のキャラクターデザイン担当に抜擢された野崎あつこさんが行う。 シリーズ構成は『もやしもん』や『鋼鉄三国志』など数々の人気作品を手掛けた高橋ナツコさんである。また、音楽もベテランの大谷幸さんが行う。『東京マグニチュード8.0』 公式サイト /http://tokyo-m8.com/
スタジオコロリド最新作「好きでも嫌いなあまのじゃく」本予告&ポスター公開! 主題歌&挿入歌はずとまよが担当 2024.4.24 Wed 18:30 スタジオコロリドの最新作となる映画『好きでも嫌いなあまのじ…