TAF 勢いと活気があった アニメプレックスブース 新ハガレンに注目 | アニメ!アニメ!

TAF 勢いと活気があった アニメプレックスブース 新ハガレンに注目

 2009年の東京国際アニメフェアで際立って活気のあったのがアニプレックスのブースである。それはここ2年ほど、アニプレックスの手掛けた作品のヒット率がかなり高くなっていることと無関係でないだろう。昨年から今年にかけて、業界関係者に2008年に勢いのあった会社

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 2009年の東京国際アニメフェアで際立って活気のあったのがアニプレックスのブースである。それはここ2年ほど、アニプレックスの手掛けた作品のヒット率がかなり高くなっていることと無関係でないだろう。昨年から今年にかけて、業界関係者に2008年に勢いのあった会社がどこか尋ねると、かなりの確率でアニプレックスの名前が返ってきた。
 そうした中には、『劇場版空の境界』、『天元突破グレンラガン』、『黒執事』、『かんなぎ』といった作品が挙げられる。しかし、ブースの中で紹介されていたのは4月以降の新番組で、こちらも驚くほど意欲作が多い。

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 そうした中でも最大の注目作品は、『鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST』だろう。2003年から2004年のアニメ化の際には一大ムーブメントを巻き起こしただけに、当然今回も力が入る。実際に、ブースの最も目立つ正面は『鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST』であったし、コンパニオンのかたがたも、アメストリス軍の軍服姿だ。
 アニプレックスにとってだけでなく、ポスト『コードギアス』、ポスト『マクロスF』として、2009年のアニメーシーンを引っ張る存在として業界全体から期待されている。

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 このほかにも人気ゲームからアニメ化される『戦勝のヴァルキュリア』、人気大河小説を原作にNHKで放映される『グイン・サーガ』など話題作に事欠かない。
 昨年既にPS3での配信は行なわれているが、この4月から地上波テレビで放映を開始する『亡念のザムド』も、その完成度の高さが注目されている。こちらは7月の放送開始となる『化物語』も目が離せない。

aniplex20093.JPG アニプレックスの勢いは、劇場作品でも大きい。昨年、同社は『劇場版空の境界』で大ヒットを飛ばしたほか、『劇場版天元突破グレンラガン紅蓮篇』も快調で、劇場作品でも存在感をみせつけた。
 こうした流れは、今年も続く。『劇場版空の境界』の最終章、ゴールデンウィークには『劇場版天元突破グレンラガン螺巌篇』の公開も控えている。ブースでは熱心なマニアから、『Magical Girl LyricalNANOHA the movie 1st』が人気を集めていた。2009年公開とだけされており、詳しい情報は未定だが、公開されればカルトな人気を巻き起こしそうだ。
 また、制作が遅れているとして、その行方が懸念されていた劇場アニメ『ザ☆宇宙ショー』(仮題)があらためて情報公開されていた。公開は2010年以降とみられるが、こちらも楽しみな作品である。

東京国際アニメフェア 公式サイト /http://www.tokyoanime.jp
アニプレックス /http://www.aniplex.co.jp/
《animeanime》
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