トレッキーと呼ばれる熱烈なファンを世界中に持つ大河SFシリーズを新たなかたちで描く映画『スター・トレック』の国内公開が決定した。 パラマウント ピクチャーズ ジャパンが、5月29日より丸の内ルーブル他で拡大ロードショーする。 既に発表されている米国の劇場公開日は5月8日、日本でもほとんど期間を置くことなく映画を観ることが出来る。日本のファンの期待に応えるものと言えるだろう。 『スター・トレック』シリーズは、これまでにも数多くのテレビシリーズ、映画が製作されてきた。しかし、今回の劇場作品は、これまでのシリーズと一線を引く期待の作品となっている。1966年に創作されたオリジナルのテレビシリーズをヒントに再構築した作品であるという。 タイトルがそのままずばり『スター・トレック』となっていることからも、作品に対する製作者の強い意気込みも感じられる。 まず、注目されるのは、今回の監督であるJ.J.エイブラムスだ。今回、リ・イマジネーションとして監督、そして製作としてプロジェクトに関わるエイブラムスは、手掛ける作品が全て大ヒットという米国随一のヒットメーカーだ。 特に米国のSFテレビドラマ『LOST』で空前のブームを巻き起こし、全米で大きな注目浴びた。その後、『M:i:III』を監督し、大ヒットさせる。2008年には日本の怪獣映画からもヒントを得たとする『クローバーフィールド/HAKAISHA』の製作の指揮を執り、映画監督、映画製作者としても一流であることを証明した。 そのJ.J.エイブラムス氏が、今回、テーマに置いたのは、オリジナルシリーズの主人公で宇宙船エンタープライス号の船長ジェームズ・T・カーク。若き日の彼の冒険が映画では描かれる。 この若きジェームズ・T・カーク役には、新星クリス・パインが大抜擢された。将来のスター候補として知られた逸材だ。さらにゾーイ・サルダナや『HERO』ザッカリー・クイントなどがキャスティングされている。 映画の想像の源になったオリジナルテレビシリーズの 『スター・トレック』は、1960年代末から70年代にかけて『宇宙大作戦』の名前で、国内でテレビ放映された。作品は、米国のSF作品に憧れていた当時の多くの若者に影響を与えている。 現在、映画やSF、アニメ、マンガといった分野で活躍するプロの中にも、『スター・トレック』から影響を受けた人はかなり多いだろう。今回最先端の映像作家の手によってリ・イマジネーションされた『スター・トレック』はオールドファンからも熱い注目を浴びている。『スター・トレック』5月29日(土) 丸の内ルーブルほか全国<拡大>ロードショー (c)2008 Paramount Pictures. Star Trek and Related Marks and Logos are Trademarks of CBS Studios Inc. All Rights Reserved.【スタッフ】 監督・製作: J.J.エイブラムス 製作: デイモン・リンデロフ 脚本: アレックス・カーツマン/ロベルト・オーチー【キャスト】クリス・パイン/ザッカリー・クイント/ゾーイ・サルダナ/サイモン・ペッグ/エリック・バナ/ウィノナ・ライダー/カール・アーバン (c)2008 Paramount Pictures. Star Trek and Related Marks and Logos are Trademarks of CBS Studios Inc. All Rights Reserved.
スタジオコロリド最新作「好きでも嫌いなあまのじゃく」本予告&ポスター公開! 主題歌&挿入歌はずとまよが担当 2024.4.24 Wed 18:30 スタジオコロリドの最新作となる映画『好きでも嫌いなあまのじ…