大手出版社4社が連動して、ひとつの作品を出版する珍しい試みが行なわれる。秋田書店、角川書店、講談社、小学館といったマンガ出版で大きな実績のある4社が、『サイボーグ009』のマンガ出版で連携する。 これは石森プロが、2009年の「サイボーグ009イヤー」プロジェクトの一環として手掛けるものである。4社がリレー形式で『サイボーグ009』のマンガを次々に発売していくものだ。一つの作品を4つもの出版社が共同で出版するのは世界的にみても異例の試みだという。 連携の場となるのは、4月30日からコンビニ向けに発売される廉価版のマンガ(コンビニコミック)である。この出版企画として、『サイボーグ009』コンプリートコレクションを取り上げる。 シリーズでは各出版社が交代で、『サイボーグ009』シリーズ各作品をリレー形式で出版し繋いで行く。また、毎号、裏表紙の反対面に次号予告が掲載されるが、この欄に他社の作品の紹介が載ることもあるなど、これまでにない試みとなっている。 今回の試みは、この出版社の壁を越えることで、シリーズ全体を見渡せるクロスプローションとして『サイボーグ009』をファンにアピールする。 作品はまず4月30日に秋田書店から発売された後、5月、6月を秋田書店、7月には講談社、8月に秋田書店に戻り、9月には角川書店が発行する。10月以降は来年2月まで小学館から発行される。今回の『サイボーグ009』の連続11ヶ月の発売は、大きな話題を呼ぶことになりそうだ。『サイボーグ009』 公式サイト /http://009ing.com『サイボーグ009』 コンプリートコレクション発行予定 4月30日(木)発行 秋田書店 5月28日(木)発行 秋田書店 6月25日(木)発行 秋田書店 7月29日(水)発行 講談社 8月27日(木)発行 秋田書店 9月末発行 角川書店 10月末発行 小学館 11月末発行 小学館 12月末発行 小学館 2010年1月末発行 小学館 2010年2月末発行 小学館
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