数々の人気テレビアニメを送り出してきたフジテレビのアニメ放映枠「ノイタミナ」が、また新たな挑戦を行う。2009年4月からの新番組にノイタミナ初の完全オリジナル企画となる『東のエデン』を放送開始する。 原作、脚本、そして監督を神山健治さん、そしてキャラクター原案は人気マンガ家羽海野チカさんの強力タッグだ。アニメーション制作は、プロダクション I.Gが担当する。プロダクション I.Gによるノイタミナ作品は今年春の『図書館戦争』に続く2作品目である。 神山健治さんは『攻殻機動隊 Stand Alone Complex』シリーズや『精霊の守り人』での物語作りと演出で高い評価を受けてきた。その神山健治さんにとっても、完全オリジナルのテレビアニメの原作・監督は初めてとなる。 また羽海野チカさんは、その代表作『ハチミツとクローバー』が既に2005年にノイタミナでアニメ化されている。『ハチミツとクローバー』はノイタミナの記念すべき第1作である。2009年4月で丸3年、4年目に突入するこの枠で、また新たなかたちでアニメシリーズに関わることになる。 既に公開されているプロダクション I.Gの作品紹介のページによれば、『東のエデン』は2010年以降の近未来が舞台になるようだ。日本で起きた奇妙なミサイルテロ、記憶失った青年、SFやサスペンス、アクションを想像させる内容だ。 神山健治さんと羽海野チカさん以外のスタッフや作品の詳細は明らかにされていないが、期待の新作と言っていいだろう。 ノイタミナは比較的短いシリーズのテレビアニメシリーズが多くなっている。一般的に短期間のシリーズは認知度が十分に広がらずに、良作であっても人に知られずに放映が終わってしまうことも少なくない。 そうした中でノイタミナは放映枠自体をブランディングすることで、視聴者を常にテレビに惹きつける。その一方で、作品の原作や制作会社、傾向は非常に多様である。制作会社だけでも、今回のプロダクション I.Gや東映アニメーション、J.C.STAFF、白組、トムス・エンタテインメント、マッドハウス、ボンズなど非常に多彩だ。 これまでは人気マンガを原作にすることが多かったノイタミナだが、オリジナル企画を立てることで『東のエデン』ではさらに作品の多様性を拡大することになる。東のエデン 公式サイト /http://www.juiz.jp/東のエデン(プロダクション I.G) /http://www.production-ig.co.jp/contents/works_sp/1810_/index.html原作・脚本・監督: 神山健治キャラクター原案: 羽海野チカアニメーション制作: プロダクション I.G
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