D3パブリッシャー CGアニメ「アストロボーイ」のゲームを世界展開 | アニメ!アニメ!

D3パブリッシャー CGアニメ「アストロボーイ」のゲームを世界展開

 米国の各メディアが伝えるところによれば、ゲームソフト会社のディースリーの米国子会社D3Publisher (D3P)は、2009年10月全米公開予定の劇場CGアニメーション『アストロボーイ(鉄腕アトム)』の世界展開を行う。
 『アストロボーイ』の映画を製作する香港の映画会社

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 米国の各メディアが伝えるところによれば、ゲームソフト会社のディースリーの米国子会社D3Publisher (D3P)は、2009年10月全米公開予定の劇場CGアニメーション『アストロボーイ(鉄腕アトム)』の世界展開を行う。
 『アストロボーイ』の映画を製作する香港の映画会社イマージとD3Pが合意を行い、2009年の第4四半期にコンソールゲーム機と携帯ゲーム機の双方でゲームソフトを展開する予定だという。

 『アストロボーイ』は日本の手塚治虫氏の名作マンガ『鉄腕アトム』を原作に、ハリウッドと香港で製作されている。大型娯楽映画として、来年10月に全米数千館規模で公開される予定である。
 『マウス・タウン ロディとリタの大冒険』などの大作CGアニメーションで実績のあるデビット・ボワーズ氏が監督を行うほか、ニコラス・ケイジさんやフレディ・ ハイモアさんなど豪華な声優陣も話題を呼んでいる。D3Pは、大作映画と連動したゲームを世界規模で手掛けることで、海外事業をさらに拡大する構えのようだ。

 D3Pは、欧米で人気キャラクターを利用したゲームソフトのビジネスに力を入れている。日本のキャラクターを利用したゲームでは『NARUTO』シリーズの欧米での成功が知られている。
 また日本以外のキャラクターでも『マウス・タウン ロディとリタの大冒険』や『ベン10』のゲームを開発・発売した実績がある。『ベン10』は、欧米での累計販売本数が200万本を越える大ヒットとなっている。
 ディースリーの売上高は既におよそ半分が北米市場からのもので、これにヨーロッパ市場を合わせると日本の売上高を大きく超える。今回の『アストロボーイ』も、同社のこうした業績と方針に基づくもので、D3Pの今後の成果が注目される。

ディースリー /http://www.d3i.co.jp/
《animeanime》
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