アニメ作品の映像パッケージ大手であるジェネオンエンタテインメントが、いよいよBlu-Ray Disc(BD)のタイトル発売に乗り出す。 ジェネオンは、同社の発売する初のBDアニメタイトルが、10月6日からテレビ放映される『ef - a tale of melodies.』であることを明らかにした。『ef - a tale of melodies.』の映像パッケージを、本年12月26日にDVDとBDで同時リリースする。
(c)minori/「ef2」製作委員会
『ef - a tale of melodies.』は、PCゲームブランドminoriが制作する人気ゲーム『ef - a fairy tale of the two.』を原作としたテレビアニメである。昨年秋に第1期が放映され好評を博した。前作は、美麗で斬新な映像美で話題となった。この秋から第2期の放送が始まる。 作品は第1期よりHD制作をされており、早くからジェネオンがBDを発売するならこの作品と期待されていた。第2期『ef - a tale of melodies.』は、こうした期待に答えた結果となった。またこちらも期待通り、第1期もBD-BOXとして同時発売される。
アニメのBDというと、これまでは劇場作品や旧作のBD-BOXが目立っていた。今回はジェネオンが敢えて最新テレビシリーズを第1弾として投入したことは、同社の『ef - a tale of melodies.』の映像クオリティに対する自信を感じさせる。 また、今年に入りアニメ作品の映像パッケージBD化が加速しているが、アニメパッケージの中で存在感の大きなジェネオンの進出は、この流れをさらに加速させそうだ。 ジェネオンはこの秋には、『とある魔術の禁書目録』、『ケメコデラックス!』といった作品を手がけている。今回の『ef - a tale of melodies.』のBD化決定で、こうした作品のBD化にも期待がかかる。