8月7日から11日まで広島で開催される「広島国際アニメーションフェスティバル」で、日本を代表する大物アニメ監督5人が一同に介するビッグなトークショーが行われる。 これは「アニメーションより愛をこめて/手塚治虫の仕事」と題された企画「オサムとアトムとアニメの日々」と題されたトークショーである。 8月10日(日)アステールプラザ大ホールで開催されるこのトークショーには、杉井ギサブロー監督、出崎統監督、富野由悠季監督、りんたろう監督、高橋良輔監督の5人、旧虫プロダクションでゆかりのある大監督たちが登場する。 監督はたちはいずれも旧虫プロダクションにゆかりがあり、トークショーでは手塚治虫のアニメ制作現場の悲喜こもごもを楽しく語る予定である。 手塚治虫の長男で、テレビアニメ『ブラックジャック』監督の手塚眞氏が挨拶をするほか、司会進行を手塚プロダクション社長の松谷孝征氏が務める。 杉井監督は、旧虫プロの創立メンバーで『鉄腕アトム』の中心メンバーで虫プロ初期の作品の総監督を務めた。出崎監督は『鉄腕アトム』や『どろろ』などの手塚作品の演出で活躍した。また、りん監督は『ジャングル大帝』、『ムーミン』などでチーフディレクターを務めた。 また、富野監督、高橋監督は、伴に虫プロ出身である。富野監督は『鉄腕アトム』で演出デビュー、高橋監督も『W3』や『リボンの騎士』の演出を担当した経験がある。 トークショーは、現在のアニメ界の巨匠たちが若かりし頃、実力を磨いた虫プロダクションについての話題が聞ける。さらに、日本のアニメーシーンを引っ張ってきた大物監督が一同に会するこれまでにない貴重な機会となる。 それに加えて、監督たちは現在アニメ制作のなかで指導者の立場を務め、制作活動を続けている。こうした立場からも面白い話が聞けそうだ。広島国際アニメーションフェスティバル /http://hiroanim.org/ja/index.html
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