水木しげる「妖怪道五十三次」帰国展 青山で開催 | アニメ!アニメ!

水木しげる「妖怪道五十三次」帰国展 青山で開催

 東京青山にあるギャラリー「GoFa」で、水木しげるさんの「妖怪道五十三次」の展示会が2008年6月21日から7月13日まで開催される。
 これらの展示は、今年5月にワシントンDCとニューヨークにおいて開催され、その世界観と芸術性が絶賛された。それを受けての凱旋帰国展

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 東京青山にあるギャラリー「GoFa」で、水木しげるさんの「妖怪道五十三次」の展示会が2008年6月21日から7月13日まで開催される。
 これらの展示は、今年5月にワシントンDCとニューヨークにおいて開催され、その世界観と芸術性が絶賛された。それを受けての凱旋帰国展となる。

 ギャラリーには、『ゲゲゲの鬼太郎』の妖怪仲間が東海道中をユーモラスに旅する姿を描いた木版画8点や、55枚のアートグラフ、版木などが展示される。
 このほか、鳥取県境港市にある「水木しげる記念館」に続く「水木しげるロード」写真パネルや、映像が展示されている。「水木しげるロード」には80体以上の妖怪のブロンズ像などが設置されている。

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 水木しげるさんの作品は国内では『ゲゲゲの鬼太郎』がもはや国民的キャラクターであることに加え、アニメ化の影響もあり『墓場鬼太郎』のような、少々怖い絵柄のキャラクターも人気になってきている。
 2007年にはフランスの「アングレーム国際バンド・デ・シネフェスティバル2007」において『のんのんばあとオレ』がベストコミック賞を受賞するなど、水木さんオリジナルの絵に対して改めて評価が高まっている。ワシントンDCやニューヨークでの盛況も想像に難くない。

 会場のGoFaは青山の「こどもの城」のほど近くにあるギャラリーで、okamaさんや村田蓮爾さん、あずまきよひこさんといったマンガ家・イラストレーターの展示会が多かった。今回、水木しげるさんのような大ベテランの展示会を開催するのは新しい試みといえる。
 なお、会場では物販も行われ、「水木しげる 妖怪道五十三次」限定記念額装木版画や、複版画(アートグラフ)、トレーディングカードなどが新たに用意されている。会場1Fにあるカフェでは期間中、「目玉親父ぜんざい」や「妖怪カプチーノ」、「妖怪ソーダ」などのメニューが提供されており、入場券の半券で飲食が出来る。

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(c)水木プロ/やのまん

GoFa内本展示会Webページ /http://www.gofa.co.jp/art/080621_mizuki/

水木しげる 「妖怪道五十三次」ワシントンDC・ニューヨーク帰国展
~妖怪道と水木ロードで綴るGeGeGeの原風景~


【開催概要】
会期 : 2008年6月21日(土)~7月13日(日)
営業時間 : 11:00~18:00
会場 : GoFa(幻想画廊:Gallery of Fantastic art)
東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル2F左ウイング
入場料:500円(コーヒーチケット付き)小学生以下無料
《animeanime》
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