Amazonジャパン Blu-rayトップ10発表 アニメが過半数を占める | アニメ!アニメ!

Amazonジャパン Blu-rayトップ10発表 アニメが過半数を占める

 2008年6月26日、ネット通販大手のアマゾンジャパンは2008年上半期におけるブルーレイディスクの売上げトップ10を発表した。 
 ランキングは、2007年12月1日から2008年5月31日まで、同社のAmazon.com.jpのDVDストアでの売上を集計したものである。

ニュース
注目記事
 2008年6月26日、ネット通販大手のアマゾンジャパンは2008年上半期におけるブルーレイディスクの売上げトップ10を発表した。 
 ランキングは、2007年12月1日から2008年5月31日まで、同社のAmazon.com.jpのDVDストアでの売上を集計したものである。

 今回ブルーレイの1位を獲得したのは『バイオハザードトリロジーBOX』だった。アマゾンジャパンによれば、このブルーレイディスクの売上げは、スタンダードDVD版の同商品の売り上げをはるかに上回っているという。
 『バイオハザードトリロジーBOX』は、人気ホラーアクションゲームの映画化シリーズである。こうした作品の好調は、今後、ブルーレイの強みを活かすアクション映画が市場で存在感を持つ可能性を感じさせる。

 また今回、ベスト10のうちアニメ作品が6作品を占めた。 ブルーレイの特徴である映像のディテール再現性の向上が、クオリティを重視するアニメファンのニーズと合致したのかもしれない。
 アニメで最高位の3位を獲得したのは、新海誠監督の『秒速5センチメートル』。もともとHDで制作された作品で、背景の美しさが特に魅力の作品であるため、多くのファンが購入した。同監督の『雲のむこう、約束の場所』も7位にランクインしている。これも同様の理由だろう。
 現在発売されている『機動戦士ガンダム』の劇場版シリーズでは、「逆襲のシャア」「F91」と両作ともランクインした。同シリーズのファンのロイヤリティが高いことを示した格好だ。

 ブルーレイの動きが活発になってきているのは、今年初めのHD DVDの撤退により、ビデオソフトがブルーレイディスクに一本化されためである。
 アマゾンでは、こうしたブルーレイ市場の変化に対応するべく、ブルーレイディスクのプロモーションページ「Blu-rayフォーラム」をサイト内に特別に設けている。

 ここではブルーレイディスクのカタログ情報はもちろん、ブルーレイ規格の特徴や専門用語の解説、FAQに対するQ&Aのほかプロモーションムービーや、機器や特徴について解説を行っている。
 さらにカスタマーが質問を書き込み、別のカスタマーが回答するといったコミュニケーションページも用意されている。同社が積極的にこうしたセクションを設けるのは、ブルーレイ市場を活発化させる狙いがあるとみられる。

順位  タイトル   アーティスト  発売日

1 バイオハザードトリロジーBOX(3枚組)(Blu-rayDisc)
   ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2008/03/19
2 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(Blu-rayDisc)
   ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント 2007/12/5
3 劇場アニメーション「秒速5センチメートル」Blu-rayDisc
   コミックス・ウェーブ 2008/4/18
4 アイ・アム・レジェンド(Blu-rayDisc)
   ワーナー・ホーム・ビデオ  2008/4/24
5 .hack//G.U TRILOGY (Blu-ray) 
   バンダイビジュアル 2008/3/25
6 機動戦士ガンダム逆襲のシャア(Blu-ray)
   バンダイビジュアル 2008/2/22
7 劇場アニメーション「雲のむこう、約束の場所」 Blu-rayDisc
   コミックス・ウェーブ  2008/4/18
8 オペラ座の怪人
   ギャガ・コミュニケーションズ 2007/12/21
9 レミーのおいしいレストラン(Blu-rayDisc) 
   ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント 2007/12/5
10 機動戦士ガンダムF91(Blu-ray)
    バンダイビジュアル 2008/2/22

Amazon.co.jp /http://www.amazon.co.jp/
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集