昨年、ニューヨークで開催された久々の日本のアニメ・マンガ専門大型イベントであるニューヨーク・アニメフェスティバル(NYアニメフェスティバル)が、早くも2008年の第2回の開催を発表した。 昨年は12月12日から14日とややイベントシーズンから外れていたが、今年は9月12日から14日と開催日は大幅に繰り上げられる。ニューヨークの気候もよく、より参加し易い時期に移動したことになる。実行委員会によれば、今回の決定は専門家やファンへのリサーチを行い、その結果を反映したものである。 イベントは日本のコンテンツだけでなく、幅広いポップカルチャーを扱うニューヨーク・コミコンの兄弟イベントである。上半期に開催されるニューヨーク・コミコンと下半期に開催されるニューヨーク・アニメフェスティバルといった住み分けを行っている。 イベントは、ファニメーション、A.D.V フィルムス、バンダイ・エンタテイメントなど地元のアニメ関連企業が出展する展示場、アニメ作品の上映会、パネルと呼ばれるトークイベント、それにカラオケ大会やコスプレ大会などのステージイベントから構成されている。 また主催者は、今回、昨年開催された第1回の参加者数が3日間の入場者が14355人であることを発表した。この人数は4万人を大きく超えるアニメエキスポ(カリファルニア・ロンングビーチ市)、約23000人のオタコン(メリーランド州・ボルチモア市)には及ばないが、Aコン(テキサス州・ダラス)やアニメノース(カナダ・トロント)、アニメセントラル(オハイオ州・シカゴ)の13000人から15000人規模の大手コンベンションに並ぶ規模となる。 アニメファンの一部からは、イベントのプログラムの構成などに対する不満は出ているものの、開催第1回目としては合格点と言っていいだろう。実行委員会は、今年は昨年よりさらに多い参加者の動員を目指すとしている。 また、ニューヨーク・アニメフェスティバルは、国際的な大手コンベンション運営企業リードエグジビジョンが主催を行っている。これは北米のアニメ・マンガコンベンションでは珍しい。 北米の来場者数のベスト10に入るコンベンションで営利企業は運営するのは、NYアニメフェスティバルのみである。巨大化、ビジネス化が進む北米のアニメ・マンガコンベンションのなかでもNYアニメフェスティバルが特にユニークな存在となっている。ニューヨーク・アニメフェスティバル公式サイト /http://www.newyorkanimefestival.com
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