京都国際マンガミュージアム「マンガ万博」コーナー設置 | アニメ!アニメ!

京都国際マンガミュージアム「マンガ万博」コーナー設置

 京都国際マンガミュージアムは、ミュージアム内に新たに「マンガ万博」と名づけたコーナーをオープンした。このコーナーは一面をマンガで埋め尽くしたレイアウトで人気の「マンガの壁」の一角にある。
 コーナーには、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、タイ

ニュース
注目記事
 京都国際マンガミュージアムは、ミュージアム内に新たに「マンガ万博」と名づけたコーナーをオープンした。このコーナーは一面をマンガで埋め尽くしたレイアウトで人気の「マンガの壁」の一角にある。
 コーナーには、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、タイ語、中国語など、世界各国で翻訳出版された日本マンガがおよそ1000冊近くと、北米、ヨーロッパ、アジアの様々なマンガ(コミックス、バンドデシネ等)350冊が置かれる。これらの本は「マンガの壁」と同様に、来場者は自由に閲覧が可能になっている。

 京都国際マンガミュージアムは、展覧会やマンガの閲覧サービスだけでなく、マンガの調査研究を行っており、海外におけるマンガ事情の調査・研究も大きなテーマである。「マンガ万博」には世界のマンガに関するパネルも置かれるから、これは世界に広がる日本のマンガの現状を来場者に紹介するものに見える。
 しかし、「マンガ万博」は、単に世界のマンガを紹介するだけでなく、ミュージアムを訪れる外国人来場者に対するサービスの役割も大きい。京都国際マンガミュージアムによれば、外国人来館者は全体の15%を占めている。外国人来館者にも、日本人と同様にマンガを楽しんでもらうという配慮のようだ。
 同館は開館一周年で22万7000人の来館者があるが、そのうちおよそ3万人が外国人ということになる。予想以上の外国からの人気に、館内表示やリーフレットの多言語化も進めている。
 京都市はもともと海外からの訪問者が多い土地柄だけに、京都国際マンガミュージアムの国際的な魅力は今後も多くの来館者を惹きつけることになりそうだ。

京都国際マンガミュージアム /http://www.kyotomm.com/
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集