『二十面相の娘』の見所のひとつは、アニメ制作がボンズとテレコム・アニメーションフィルムというふたつの実力派アニメスタジオの合作となることである。 ボンズは1999年に設立されたアニメスタジオで、10年足らずの歴史ながら『鋼の錬金術師』、『交響詩篇エウレカセブン』、『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』など、ハイセンスな話題作を作り続けている。常にファンからの注目を集める人気アニメスタジオである。 一方、テレコムは、『ルパン3世 カリオストロの城』、『名探偵ホームズ』、『ニモ』などアニメ史に残る名作を生み出してきた。国際的にもよく知られたアニメスタジオである。