海外のマンガ文化普及を目的とする国際漫画賞の第2回募集が、12月21日から始まった。国際漫画賞は、麻生太郎外相(当時)の強い後押しで今年5月に設立された。世界に広がるマンガ文化を支援をする目的で、マンガのノーベル賞を日本の手でという発案によるものである。外務省の協力のもと第2回国際漫画賞実行委員会が開催する。 今年の第1回国際漫画賞では、香港のマンガ家李志清さんの『孫子兵法』が大賞を受賞した。このほか奨励賞として同じく香港のKAIさんの『十五二十(1520)』、マレーシアのBenさんの『Le. Gardenie』、オーストラリアのMadeleine Roscaの『Hollow Fields 』の3作品が選ばれている。 しかし今年の第1回は準備期間が短いこともあり、作品は公募でなく専門家による推薦のかたちを取っていた。このため誰でも参加出来るかたちでの漫画賞は今回が初めてになる。 今回は世界各国からの応募作品のなかから、今年と同様に国際漫画大賞と国際漫画奨励賞を選考する。応募期間は12月21日から、来年2月29日まで、選考は2008年6月に行われ、授賞式は夏頃に東京で開催する。 実行委員会の委員長に高村正彦外務大臣、また国際交流基金の小倉和夫理事長や外務省海外交流審議会ポップカルチャー専門部会部会長の浜野保樹東京大学大学院教授らが実行委員となる。 国際的な漫画賞には、このほか講談社モーニング編集部が行っている「国際漫画新人賞」もある。またアニメ専門チャンネルのアニマックスは、世界10ヶ国に向けてアニメの原作になるシナリオ、小説、マンガの募集を行う「アニマックス大賞」を実施している。 こうしたアニメやマンガに関連した国際的な賞は少しずつ増える傾向にある。しかし「国際漫画新人賞」や「アニマックス大賞」が海外のクリエイター発掘に主眼が置かれているのに対し、国際漫画賞は出版社による応募を受け付けるなど既に実績のあるマンガ家に力を入れている。まさにマンガのノーベル賞を目指しているといえるだろう。第2回国際漫画賞作品募集ホームページ日本語 /http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/culture/manga/index.html英語 /http://www.mofa.go.jp/policy/culture/manga/index.html国際漫画新人賞 /http://e-morning.jp/mimc/アニマックス大賞 /http://www.animax.co.jp/award07/
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