川井憲次 空前のコンサート 11月に横浜の国立大ホールで開催 | アニメ!アニメ!

川井憲次 空前のコンサート 11月に横浜の国立大ホールで開催

 11月4日、横浜・パシフィコ横浜国立大ホールで、アニメ音楽や映画音楽の作曲で知られる川井憲次氏のフルオーケストコンサート「川井憲次コンサート2007 Cinema Symphony」が開催される。
 これまでありそうでなかった川井氏のコンサートだが、コンサートが実現しなか

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 11月4日、横浜・パシフィコ横浜国立大ホールで、アニメ音楽や映画音楽の作曲で知られる川井憲次氏のフルオーケストコンサート「川井憲次コンサート2007 Cinema Symphony」が開催される。
 これまでありそうでなかった川井氏のコンサートだが、コンサートが実現しなかった大きな理由は、楽曲の幅が広く大規模なオーケストラ編成が必要とされるためである。

 そこで今回は100名のオーケストラメンバーを揃えたほかに、民謡コーラスの西田社中、ソプラノ歌手エルビエタ・トワルニッカさん、太鼓の茂戸藤浩司さん、ボーカルの坂本美雨さん、児島由美さんを招く大編成のコンサートとなる。川井憲次さんもギター奏者として自ら舞台に立つが、この規模でのコンサートはもう実現しない可能性も高いという。
 今回のコンサートも講演は11月4日の一度だけ、これを逃したら二度目はないかもしれないという貴重なコンサートになりそうだ。

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 川井憲次さんは映画『攻殻機動隊』の謡をテーマにした楽曲を代表に、押井守監督とのコラボレーションでよく知られている。「川井憲次の音楽は映画に魂をいれる」、「その音楽がなければ今の自分はない」と押井守監督は川井氏の音楽を高く評価する。
 そうした評価は、国内はもとより海外の日本映画、アニメファンの間でも同様で、現在最も名前の知られたアニメ作品の作曲家でもある。それは音楽が作品と結びつくだけでなく、時には荘厳で、時には軽やかな楽曲自体に対するものでもある。

 こうした評価は近年益々高まっており、押井作品やアニメ作品にとどまらず、大作実写映画でも起用されるケースが増えている。例えば昨年の大ヒット映画『DEATH NOTE』の2つの映画、また東アジアの数カ国で共同製作となった『墨攻』などである。
 『紅い眼鏡』で初めての映画音楽で押井守とコラボレーションをして今年でちょうど20年、拡大する川井憲次の音楽の世界を振り返る分岐点にもなりそうだ。

詳しいレポートはこちら
/川井憲次×押井守 コンサートとラジオをテーマに記者会見 レポート

川井憲次コンサート2007 Cinema Symphony公式サイト
/http://www.cinema-symphony.jp/
2007年11月4日 会場16時 開演17時
パシフィコ横浜 国立大ホール
入場料 9450円(税込み)全席指定
《animeanime》
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