東京都現代美術館で開催中の「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」が好評である。展覧会はスタジオジブリのアニメ作品の美術監督、背景美術を中心に活躍する男鹿和雄さんの背景画の世界を紹介した企画展覧会である。 スタジオジブリと三鷹の森ジブリ美術館の協力もあり、門外不出の『となりのトトロ』を初めてする数多くのジブリアニメの背景画が展示される。これだけの背景画が一度に展示されることはめったにない。 普段は何気なく見ているアニメの背景美術の素晴らしさを知り、男鹿和雄さんのこれまでの業績を作品と伴に辿る貴重な機会となっている。アニメの世界における背景画の重要性をあらためて認識させる展覧会としても注目を浴びている。 この展覧会は夏休みの大型展覧会として、9月30日までの会期で企画されたものである。しかし、海外からの来場者やリピーターも含めた予想を超える来場者により、主催者は急遽、特別追加開館日を設けることを決定した。 追加開館日は、これまで定休日としていた9月18日(火)、25日(火)、10月1日(都民の日)の3日間である。特別開館日を設けることで、より多くのファンが来場出来ることを目指す。 さらに9月22日(土)、23日(日)、24日(月)、29日(土)、30日(日)は、通常の開館終了時間18時を20時まで延長する。 夏休みが終わり、子供たちが美術館にいけない時間帯も増えている。開館時間の延長もあり、9月からは大人のファンにより親しまれる機会が増えそうだ。”トトロの森を描いた人“の背景画展 「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」公式ホームページ : /http://www.ntv.co.jp/oga/会場 : 東京都現代美術館 企画展示室会期 : 2007年7月21日(土)~2007年10月1日(月)主催 : 財団法人 東京都歴史文化財団 東京都現代美術館/日本テレビ放送網株式会社企画制作協力 : スタジオジブリ/三鷹の森ジブリ美術館東京都現在美術館 /http://mot-art-museum.jp/*展覧会の詳細は公式ホームページもしくは、東京都現代美術館の公式サイトでご確認ください。
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