ロシアのウラジオストックで日本アニメフェスティバル開催(9/16)
ロシアの新聞ウラジオストック・タイムズによると、ロシア極東を代表する都市ウラジオストックで初めての日本アニメフェスティバルが9月15日、16日に開催される。
アニメフェスティバルでは、今年ロシアで劇場公開された『風の谷のナウシカ』(宮崎駿監督)のほか、
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アニメフェスティバルでは、今年ロシアで劇場公開された『風の谷のナウシカ』(宮崎駿監督)のほか、『東京バビロン』、『アップルシード』、『ゲド戦記』が上映される。このうち『東京バビロン』はファンによる吹替えがつけられるとしている。
このほか期間中は碁の紹介やアニメ関連商品の販売、コスプレ大会、カラオケ大会が開かれる予定である。
日本の近隣諸国である中国や韓国、台湾では日本のアニメは人気が高い。しかし、日本のもうひとつの隣国であるロシアの日本アニメ事情については、ほとんど情報がない。
少なくともこれまで正規のアニメ作品のライセンス販売やテレビ放送、劇場公開は、ロシアでほとんど行われていない。このためロシアにおける日本アニメは、一部の熱狂的なファンが中心でその数はあまり多くないと考えられる。
それだけに日本に最も地理的に近い都市とはいえ、人口数十万のウラジオストックで日本アニメのフェスティバル開催されることには多少の驚きがある。
世界各国で人気を集める日本アニメは、残り少なくなった未開拓の地であるロシアにも次第に入り込みつつあるのかもしれない。

