榊一郎「ストレイト・ジャケット」 日米合作でDVD化決定(7/10) | アニメ!アニメ!

榊一郎「ストレイト・ジャケット」 日米合作でDVD化決定(7/10)

 榊一郎さんの人気小説『ストレイト・ジャケット』が、日米共同製作でアニメ化される。製作はクリエイターのマネジメントを行うティー・オーエンタテインメントと米国アニメ流通会社(ディストリビュター)の有力企業マンガ・エンタテインメントである。
 作品はDVD

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sj_rgb.png 榊一郎さんの人気小説『ストレイト・ジャケット』が、日米共同製作でアニメ化される。製作はクリエイターのマネジメントを行うティー・オーエンタテインメントと米国アニメ流通会社(ディストリビュター)の有力企業マンガ・エンタテインメントである。
 作品はDVD各巻25分程度で全3巻、第1巻「THE CAST ~ ニンゲンのクビキ ~」は2007年秋発売(6月20日より予約受付開始)、第2巻:「THE CONVICTS ~トガビトのキオク~」は2008年初旬発売、第3巻「THE RELIEF ~ショクザイのミライ~」 は2008年春の発売を予定している。予約は公式ページで受け付けている。

 また、2008年には劇場での公開も予定している。また、2008年春以降は、欧米やアジアなど10 カ国でも販売を行なう。
 さらに2008年春以降にテレビ局への番組販売や、インターネット配信など多メディア展開を図るとしている。国際展開にはマンガ・エンタテインメントとその親会社 Starzメディアの持つ国際的な配給網が生かされそうだ。

 『ストレイト・ジャケット』は、『スクラップド・プリンセス』などの大ヒット作がある榊一郎さんの小説で、科学と魔法の同居する世界を舞台に繰り広げるアクションストーリーである。
 榊一郎さんの小説は今年だけでも『神曲奏界ポリフォニカ』や『CODE-E』などアニメ化が相次いでおり、その人気の高さが伺える。

 米国からこの作品の企画・製作に参加するマンガ・エンタテインメントは、米国に数あるアニメ流通会社のひとつである。1991年設立の老舗で、北米や英国の日本アニメの普及に大きな役割を果たした会社である。『攻殻機動隊』シリーズや『鴉―KARAS―』など作品を展開しており、カッティングエッジ、マニア向けに強い会社として知られている。
 最近は『ストレイト・ジャケット』のほか、マッドハウス制作、川尻善昭監督の『Highlander: The Search for Vengeance』などにも直接投資をしている。日本のアニメを企画から手がけて、広く展開する方向性を強めている。
 今回は日本で人気の高い榊一郎さんの作品をDVD先行発売、劇場上映、海外展開というあらたなビジネスの枠組みで挑戦する。作品の内容と同時に、ビジネス面でも日本のアニメ界に新風を巻き起こしそうだ。
©榊一郎/TOE/Endeleizo 2007

ストレイト・ジャケット公式サイト /http://www.straitjacket.jp/

ティー・オーエンタテインメント /http://www.toenta.co.jp/
マンガ・エンタテインメント /http://www.manga.com/

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