ベッソン監督「アーサーとミニモイの不思議な国」9月22日公開(7/27) | アニメ!アニメ!

ベッソン監督「アーサーとミニモイの不思議な国」9月22日公開(7/27)

 現代映画の巨匠のひとりリック・ベッソン氏が監督をしたことで大きな話題を呼んだ3Dアニメーション『アーサーとミニモイの不思議な国』の初日が9月22日土曜日に決定した。
 配給はアスミック・エースが手がけ丸の内プラゼールほか松竹・東急系で全国ロードショーされ

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 現代映画の巨匠のひとりリック・ベッソン氏が監督をしたことで大きな話題を呼んだ3Dアニメーション『アーサーとミニモイの不思議な国』の初日が9月22日土曜日に決定した。
 配給はアスミック・エースが手がけ丸の内プラゼールほか松竹・東急系で全国ロードショーされる。

 映画の最大の見所は、これまで『レオン』や『フィフス・エレメント』でコアな映画ファンから高い支持を集めてきたリック・ベッソン監督が、子ども向けのファンタジー映画を監督することである。
 制作費はフランス映画としては異例の80億円。昨年末にはフランスだけで600万人を動員した。また作品は、ライブアクションと3Dアニメーションが見事に融合されたことでも話題を呼んだ。この映画制作のためにフランスの3Dアニメーション界の才能が結集したとされている。

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 ©2006 EUROPACORP - AVALANCHE PRODUCTIONS - APIPOULAI PROD

 ライブアクションと3Dアニメーションのハイブリッドというユニークさは、昨年のアカデミー賞長編アニメーション部門の予備選考でも大きな話題を呼んだ。アカデミー賞長編アニメーション部門のノミネート規定には、アニメーション部分が全体の半分以上必要とされている。
 このため一度長編アニメーションの予備選考リストに入った『アーサーとミニモイの不思議な国』が、ライブアクションが多過ぎてアニメーション作品ではないとの指摘からリストから消されたのである。この影響で、長編アニメーション部門のノミネート作品が5作品から3作品に減らされる結果となった。アカデミー賞の規格にも収まらないこの個性が映画の魅力ともいえる。

 9月には『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』や『ストレンヂア 無皇刃譚』といった日本の劇場アニメの話題作の公開が続く。
 しかし、世界で注目される3Dアニメーション『アーサーとミニモイの不思議な国』も観るべき映画リストに入れたい。

『アーサーとミニモイの不思議な国』
公式サイト /http://www.arthur-movie.jp/top.html
9月22日 丸の内プラゼールほか松竹・東急系にて全国ロードショー

監督: リュック・ベッソン
脚本: リュック・ベッソン/セリーヌ・ガルシア
出演: フレディ・ハイモア、ミア・ファロー
声の出演: マドンナ、デイヴィッド・ボウイ、スヌープ・ドッグ、ロバート・デ・ニーロ、
2006年フランス/カラー/1時間44分/スコープサイズ/ドルビー・デジタル
日本語字幕: 松浦美奈
宣伝協力: 角川メディアハウス、アンリミテッド
輸入元: ヨーロッパ・コープ ジャパン
提供: IFF/CINV、アスミック・エース エンタテインメント、角川エンタテインメント、住友商事
配給:アスミック・エース
《animeanime》
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