日本の3D映像の大型イベント「3D立体映像スペシャル2」が、7月29日に横浜で開催される。この企画は7月28日から8月5日まで横浜で開催される「ヨコハマEIZONE 2007」の関連企画のひとつである。「ヨコハマEIZONE 2007」は、デジタル映像とアートのフエスティバルとしてデジタルコンテンツを中心に数多くの企画を行っている。 「3D立体映像スペシャル2」は、3D立体映像上映と講演、シンポジウムの3部構成なっており、多彩な作品とゲストが集まる。 3D立体映像上映では、まず、今年のSIGGRAPHのアニメーションシアターにも出品される株式会社キャドセンターの『VENUS VENUS』(ビーナスビーナス)が注目である。この作品はCGでミロのビーナスを再現したものである。 さらにクレイアニメーションの第一人者伊藤有壱さんの世界初のHDクレイアニメーション『The Box』、東映アニメーションがCGを屈指して制作する『銀河鉄道999 星空はタイムマシーン』予告編などである。 産業目的から教育目的、エンターテイメントまで3D映像の広がりの可能性を感じさせるラインナップである。 講演会では3Dアニメーションに詳しい大口孝之氏と日本映像協会の鈴木広幸氏が、『3D立体映像、大型映像最新事情』と題して業界の最新トピックを披露する。 またシンポジウム「3D立体映像、大型映像の現状と将来」には、3D映像関連の専門家が多数集まり3D立体映像、大型映像を語る。3D映像に関する講演やシンポジウムは少なくないが、多彩なイベントを組み合わせた「3D立体映像スペシャル2」は大型イベントと言ってよいだろう。 ヨコハマEIZONE 2007ではこのほか関連企画として、「アニ*クリ15 トークセッション」、「EIZONEクリエイターズ スペシャル上映会」、「デジタル・スタジアム~最新デジタルアートの世界」、「学生CGコンテストトークショウ」などコンピューターグラフィックスとアニメーションなどのイベントを開催する。3D立体映像スペシャル27月29日(日) 13時~20時半横浜赤レンガ倉庫3Fホール主催: デジタルキャンプ!3D立体映像上映:14時~15時半 『VENUS VENUS』(ビーナスビーナス) 制作:株式会社キャドセンター 『The Box』伊藤有壱/NHKテクニカルサービス 『ドュリーの小さな冒険』(株)メディアーフロント(韓国) 『シミュレーションR』NHKテクニカルサービス 『スカイパラダイス ハワイ』NHKテクニカルサービス 『さかなくん』NHKテクニカルサービス 『銀河鉄道999 星空はタイムマシーン』(予告編)東映アニメーション講演会『3D立体映像、大型映像最新事情』15時半~17時大口孝之氏(映像クリエイター、ジャーナリスト)鈴木広幸氏(日本大型映像協会事務局長)シンポジウム「3D立体映像、大型映像の現状と将来」17時15分~18時15分モデレーター:渡部健司氏(デジタルキャンプ!)ゲスト:大口孝之氏、河合隆史氏(早稲田大学)、田中誠一氏(デジタルコンテンツ協会)、泉邦昭氏(3Dコンソーシアム)、畑田豊彦氏(立体協会長)、小山一彦(ビジュアルコミュニケーションズ)、鈴木広幸氏(日本大型映像協会事務局長)その他(交渉中予定含む)デジタルキャンプ! /http://www.digitalcamp.net/ヨコハマEIZONE 2007 /http://www.y-eizone.jp/
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