朝日ソノラマ解散 出版事業は朝日新聞が引継ぎ(6/22) | アニメ!アニメ!

朝日ソノラマ解散 出版事業は朝日新聞が引継ぎ(6/22)

 朝日新聞社系の出版社で、マンガ出版やSF小説、ライトノベルを発刊する朝日ソノラマが、会社を解散することを決定した。同社は9月末日で、営業活動を停止する。今回、会社の解散を決定したのは、同社の債務超過状態が長年解消されず、経営再建は困難と判断したためで

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 朝日新聞社系の出版社で、マンガ出版やSF小説、ライトノベルを発刊する朝日ソノラマが、会社を解散することを決定した。同社は9月末日で、営業活動を停止する。今回、会社の解散を決定したのは、同社の債務超過状態が長年解消されず、経営再建は困難と判断したためである。
 10月以降は現在100%出資の親会社である朝日新聞社が、出版事業を引継ぎ朝日ソノラマのブランドも維持される。
 
 朝日ソノラマによれば株式会社朝日ソノラマとしての営業は9月末までとなり、雑誌も9月まで出版を続ける。その後は朝日新聞社が雑誌の出版を行い、現在のある出版の販売も引継ぐ。
 また、朝日新聞によれば、現在ある隔月刊マンガ誌のうち「ほんとにあった怖い話」と「ネムキ」、「ネムキ増刊 夢幻館」は今後も発行を続けるが、「ほんとにあった笑っちゃう話」は9月発売号で休刊となる。

  朝日ソノラマ1959年設立で48年の歴史を持つ。もともとは音の出る雑誌ソノシートの発売を目的としていた。また、80年代のソノラマ文庫のヒットなど、SF、マンガ、特撮などのポップカルチャーに強みをみせていた。
 朝日ソノラマのコミックス部門には『百鬼夜行抄』(今市子)や『Petshop of Horrors』(秋乃茉莉)などの人気作品があり、小説部門でも『吸血鬼ハンターD』(菊地秀行)などの人気作品があり、ファンの支持は高い。現在は休刊中だが、ポップカルチャーのファンには、国内外の特撮作品を取り上げる『宇宙船』の人気も高かった。

参考サイト 
/氷川竜介ブログ /朝日ソノラマ、会社解散
(アニメの世界における朝日ソノラマの役割が詳く解説されています。)

朝日ソノラマ /http://ucgi.asahisonorama.co.jp/cgi-bin/index.cgi
朝日新聞  /http://www.asahi.com/
《animeanime》
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