韓国SICAF オープニングに『秒速5センチメートル』(5/17) | アニメ!アニメ!

韓国SICAF オープニングに『秒速5センチメートル』(5/17)

 韓国最大のアニメーション・マンガのイベントであるSICAFが5月23日から27日の日程で開催される。SICAFは韓国の東京国際アニメフェアにあたるもので、企業向けのビジネストレードショーと国際アニメーション映画祭、ファンイベントが統合されている。韓国のアニメーシ

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 韓国最大のアニメーション・マンガのイベントであるSICAFが5月23日から27日の日程で開催される。SICAFは韓国の東京国際アニメフェアにあたるもので、企業向けのビジネストレードショーと国際アニメーション映画祭、ファンイベントが統合されている。韓国のアニメーションビジネスの中心をなすイベントである。
 このSICAFの主要イベントのひとつアニメーション映画祭のオープニング上映作品に、新海誠監督の最新作『秒速5センチメートル』が選ばれた。独特の世界観とインディーズアニメから羽ばたいた新海監督に対する韓国での高い評価と人気が伺える。

 『秒速5センチメートル』はオープニング上映されるだけでなく、24日には新海監督を招いたトークイベントも開催される。こちらでは映画の上映とともに、新海監督の生の声が韓国のファンに届きそうだ。
 この特別なトークイベントは、このほか開催中にさらに2つ用意されている。ひとつは中国発のフル3D劇場アニメーションとして世界的に注目を浴びた『メビウス・ストリップ:Thru the Moebius Strip』に焦点をあてたものである。原作者でフランスのコミック界の巨匠でもあるメビウスさんと『オールドボーイ』などで著名な韓国のパク・チャヌク監督が対談する。
 最後のひとつは『時をかける少女』と細田守監督である。『時をかける少女』は、昨年の釜山国際映画祭とシッチェス・カタロニア国際映画祭から始まり、アジア、ヨーロッパ各国、米国各地も周り、それに合わせて細田監督も世界各地を転戦した。今回はあらためて、韓国で自作を語ることになりそうだ。
 
 映画祭のコンペティション部門では、昨年日本の劇場アニメ『NITABOH』(監督西澤昭男・ 製作ワオ コーポレーション)が、グランプリを獲得している長編部門には今年は日本からの出品はなかった。しかし、短編アニメーション部門やテレビアニメーション部門には日本からの出品も多数見受けられる。
 特にインターネットアニメーション部門は、17ある出品作品のうち5作品が日本からで、国別で最大の勢力となっている。テレビアニメでは『やさいのようせい』と『シュヴァリエ』が日本から出品されている。

/SICAF2007 

秒速5センチメートル公式サイト /http://5cm.yahoo.co.jp/
《animeanime》
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