新人クリエイターの発掘と新しいゲームソフトの製品化を目指すゲーム甲子園2006は、2月23日に大賞をはじめとする各部門賞を発表し授賞を行なった。 大賞は、未来と現在、過去の自分を時間軸にしたタイムスリップアクションパズル『リターンマン』を制作した黒岩英夫さんが受賞した。このほか企画アイディア部門、ゲームプログラム部門、コンセプトシート部門、サウンド部門の4つの部門で、5つの作品が受賞した。応募作品総数は552作品にも及び、昨年よりおよそ200作品増えている。 ゲーム甲子園は新しい才能とアイディアを見つけて製品化を目指すプロジェクトである。このため今回受賞しなかった作品も含めて、協力メーカーによる製品化が検討される。 この背景にはゲームソフトの高度化やニーズの多様化のなかユニークで斬新な企画を見つけ出すことが益々難しくなっていることとその対策としての新人クリエイター育成が含まれている。 賞はゲーム情報出版の大手エンターブレインとデジタルコンテンツ協会が主催している。また、後援には経済産業省、協力にはバンダイナムコゲームスなど12社が参加している。 日本のゲームソフトは近年、世界市場での販売シェアを大きく落としている。しかし、北米やヨーロッパの人気ゲームの中心は、シューティングゲームやスポーツゲームなど比較的単純なゲームが多い。このため日本のゲームソフトのアイディアと革新性に対する海外からの注目依然大きい。 現在、日本のゲームソフトの競争力はこうした部分にあると言ってよいだろう。ゲーム甲子園は企画・アイディアの面から若手クリエイターの発掘を目指すもので、こうした日本のゲーム産業の競争力強化を目指す試みとして高く評価されるのでないだろうか。/ゲーム甲子園2006 大賞「リターンマン」 黒岩英夫部門賞企画アイディア部門 「ヘキサイティング・コネクション・オンライン」いっぷく三昧ゲームプログラム部門 「食べる」藤本幸平 「Line&Ball」小形雅博コンセプトシート部門 「っ!」石川睦サウンド部門 「世界樹」 古田哲朗
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