来年1月21日から開催される国立新美術館のオープニング企画展「日本の表現力」の関連イベントに、アニメ監督の富野由悠季氏や細田守氏、マンガ家の竹宮恵子氏ら多彩なゲストが多数登場する。 「日本の表現力」は、文化庁メディア芸術祭から生まれた企画展覧会。アート、エンターテイメント、アニメ、マンガの4分野を中心に日本のメディア芸術の現在・過去・未来を探るものである。 展覧会は企画展示のほかシンポジウムやライブ、トークセッションなど多彩なイベントから構成される。この関連企画が12月7日に発表になっており、文化庁メディア芸術祭関連ならでの豪華な顔ぶれが並んでいる。 現在発表されているのはシンポジウム「メディア芸術って何?」と2つのライブパフォーマンス、4つのトークセッションである。 目玉となるシンポジウムには、アニメ監督の富野由悠季氏、東京大学大学院の浜野保樹教授、テリー伊藤氏のほか日本のメディア芸術100選に選ばれた作品の作家が登場する。 また、アニメ・マンガファンにとっては、トークセッションのなかの「少女マンガの半世紀」と「メディアで何を表現するか」が注目である。「少女マンガの半世紀」には、里中満智子氏、わたなべまさこ氏、竹宮恵子氏、安野モヨコ氏と人気少女マンガ家4人が登場する。 さらに「メディアで何を表現するか」には、今年アニメ映画『時をかける少女』で大きな注目を浴びた細田守氏の出演が予定されている。このほかのトークセッションは映画監督樋口真嗣氏も登場する「映画・PV・CM~時代を映し続ける映像の魅力~」と「メディアと添い寝するクリエイティブ」がある。 展覧会の合わせた公式ブログが12月7日にオープンしており、今後の展覧会やイベントの情報は、ブログを通しても提供される。 展覧会の開催期間は1月21日から2月4日まで、入場は無料となる。また、今回の企画展とは別に、例年開催されている文化庁メディア芸術祭も2月24日から3月4日まで東京都写真美術館で開催される。展覧会、イベントの詳細は下記の特設サイトでご確認ください。/「日本の表現力」公式サイト /「日本の表現力」公式ブログ /文化庁メディアプラザ 文化庁メディア芸術祭10周年企画展『日本の表現力』2007年1月21日(日)~2月4日(日):入場無料会場:国立新美術館主催:文化庁メディア芸術祭実行委員会(文化庁・CG-ARTS協会)、国立新美術館
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